ニュートラルとは中間・中立という意味を持ち、車のギアで言えば、ドライブ(前進)でもバック(後進)でもない、動力と切り離された動きのない状態です。
ニュートラルな心とは、感情の波が生まれる前、感情の波が静まった後の心の状態を言い表しています。つまり変わりゆく雲の背景にある「青空のような心」です。
ニュートラルな心の状態をデフォルト(標準の状態)に保つ習慣がついていると、心が静まっているため、わずかな変化に気付きやすくなります。心が大きく揺れ動くことが減り、一定の安定した心の状態を保てるようになります。たとえ、感情が揺れ動いても、ニュートラルな状態に戻しやすくなるのです。
ニュートラルな心の状態は環境と調和しやすく、この状態に慣れることで、いろいろな出来事を静かに受け止められるようになります。穏やかに落ち着いた心の状態で、愛・調和・平和を感じながら生活できるようになります。
2017年8月21日 inner-wish
ニュートラルな心の状態に気づき、穏やかさや心地よさを意識する。
何も心の動いていない状態にまず気づくことから始めます。
いろいろな物事に反応して心が変化する様子に気づく。
反応して変化する瞬間に気づくようになると手放しやすくなります。
心が揺れ動いても、自然に穏やかな状態に戻るイメージを持つ。
感情や思考で心が動いていても、動く方向ではなく静まる方向をイメージします。
2017年8月21日 inner-wish
バランスを取り続けることは役立ちます。その時々で必要に応じた分野のバランスを見直すことで、穏やかで落ち着いた調和に満ちた日々に近づくことができます。「流れる丸太」は中道を説明するために釈迦が用いた例えです。
上がり過ぎず、下がり過ぎない、行き過ぎず、戻り過ぎない、気を張り過ぎず、気を抜き過ぎない、など「程よい」ニュートラルな視点・立ち位置でバランスをとることにより、安定した穏やかな状態を保つことができます。詳しくはコチラ>