人生のバランスを見直すことは役立ちます。健康・仕事・遊び・愛などのバランスは、ライフステージや人によって異なります。現在どのような状態にあり、どのように変えていきたいかは人によって異なるのです。上手くいっている分野に感謝しつつ、変えていきたい分野について意識を向けていくことが役に立ちます。
2022年3月14日 inner-wish
人生のバランスを見直すことについて、『スタンフォード式人生デザイン講座』より紹介しています。
以下の紹介内容は、すべて下記より抜粋・引用しています。
スタンフォード式 人生デザイン講座
【参考】
スタンフォード式 人生デザイン講座
著者:ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス
訳者:千葉敏生
出版社 : 早川書房 (2019/10/5)
画像は編集して作成しました。
内容から見出しを作成しました。
文章はすべて本文の一部を要約・抜粋・引用しています。掲載順は一部入れ替えています。
あなたの現在地をスタートラインとするには、まず人生を健康、仕事、遊び、愛の四つの分野に分ける必要がある。次の四つの観点から、あなた自身のいまの状況を評価してみよう。
ここでいう「健康」とは、心(感情)、体(肉体)、精神(メンタル)の健康すべてを含む。この三つがどれくらいずつの割合で重要かは、あなたの判断に任せる。評価はあなたの主観でOK。健康とは肉体の健康だけではない。頭脳の健康、心の健康も考慮しよう。それぞれの分野がどの程度の割合で重要かは、あなた次第。
ここでいう「仕事」とは、人間社会への貢献すべてを指す。有償・無償は関係なし。あなたが「していること」すべてだ。報酬を受けとっている活動だけに仕事を限定してはいけない。あなたがしている「仕事」の種類をすべてリストアップして、仕事生活全体を「評価」してみよう。定期的に組織のボランティアを務めているとしたら、それも入れること。主婦(または主夫)なら、子育て、料理、介護、家事もみんな「仕事」だという点をお忘れなく。
遊び=楽しいこと。「楽しむ目的で」するのが遊びだ。大事なのは純粋に楽しむだけの活動かどうかという点だ。遊びとは純粋に楽しむための活動だ。組織的な活動や生産活動も含むが、見返りではなく楽しみを目的に行う場合に限る。人生にはある程度の遊びが欠かせない。日々の生活に一定の遊びを組み込むことは、ライフデザインの重要なステップだ。
愛は説明不要だろう。愛のあるなしは一発でわかる。愛がなくなると、暗くて正気のない世界になってしまう。愛といってもいろいろな形がある。愛がなければ人間は活動する意味を失ってしまう。共通するのは人間的な要素ーつながっているという感覚ーが含まれることだ。そして、愛されているという感覚は、愛することと同じくらい重要だ。愛は双方向なのだ。あなたを中心とする「愛の相関図」を描いてみよう。
あなた自身の健康、仕事、遊び、愛の現状を知れば、あなた自身についてのデータが一発で確かめられる。ただし、この評価でわかるのは、現時点で何がじゅうぶんなのか、何が不足しているのかだけだ。 言うまでもなく、この四つの分野の完璧なバランスというものはない。人によってもちがうし、時期によっても変わるだろう。あなたがどういうライフ・ステージにいるとしても、あなたにふさわしい四つのバランスは、あなたにしかわからないのだ。 ライフデザインは試行錯誤のくり返しだ。山もあれば谷もある。ライフデザインが終わるのは、人生を終えたとき。それまでは、人生という名の年輪を絶えず上書きしていくのだ。
以上の紹介内容は、すべて下記より抜粋・引用しています。
スタンフォード式 人生デザイン講座
【参考】
スタンフォード式 人生デザイン講座
著者:ビル・バーネット&デイヴ・エヴァンス
訳者:千葉敏生
出版社 : 早川書房 (2019/10/5)
画像は編集して作成しました。
内容から見出しを作成しました。
文章はすべて本文の一部を要約・抜粋・引用しています。掲載順は一部入れ替えています。
実際の幸せな経験と幸せかどうかの評価とには大きな違いがあります。幸せな経験と評価の違いについて、ノーベル経済学賞受賞者ダニエル・カーネマンの著書『ファスト&スロー』より紹介しています。
幸せは育てるものです。そして幸せは育てている期間の全てにあります。結果やゴールだけに幸せがあるのではありません。何かが実現するまで幸せになれないと思わないことです。
日常生活の変容については、長期計画でイメージすることが役に立ちます。毎日少しずつ継続して変容していくイメージを持てば、無理なく自然に幸せに変容プロセスが進み、段階的に大きな変容につながります。