『慈悲の瞑想』をアップしたのは、8年前の明日、2013年11月19日のことです。今ではけっこう有名な瞑想ですが、当時の私は全く知らなくて、書籍で初めて知りました。
**********
私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなりますように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光が現れますように
**********
という祈りを次の人々についても繰り返します。
--------------------
「私の親しい人々」
「生きとしいけるもの」
「私の嫌いな人々」
「私を嫌っている人々」
--------------------
慈悲の瞑想は、「私」や「親しい人々」のために役立つのですが、それ以上に「嫌いな人々」や「私を嫌っている人々」のために祈ることで、日々気持ちが浄化されていく効果があります。
この瞑想を始めた当初は、「私の嫌いな人々」について名前を出して祈っていたのですが、怒っている時は、思い出すと怒りも増すので、それはやめて書かれている通り「私の嫌いな人々」で唱えることにしました。「嫌いな人々」や「私を嫌っている人々」にも祈り続けていると、本当に相手の幸せを願えるように変化します。それは相手以上に、私自身にとって楽になる方法です。
また、朝起き抜けに布団をかぶったまま唱えたりしたこともあったけれど、その方法では二度寝してしまうので、これもやめました。
そんな感じで8年間、時間帯や方法を変えながら、途中お休みも何度か繰り返しながら、なんとなく続けてきたけれど、3年前くらいから、とても良い方法を思いつきました。
それは、朝起き抜けにベッドで、足上げ腹筋ほか色々な筋トレやストレッチを組み合わせて行うときに、筋トレやストレッチメニューに合わせて唱えると言う方法です。
慈悲の瞑想と筋トレメニューのセットを組み合わせる利点は、忘れず継続できるということ。毎日繰り返していると習慣になって、起き抜けに無意識にできるようになることです。
起きてからも、スクワット・Gym&Run・ハンドグリップなど、色々な筋トレは続けているのですが、慈悲の瞑想は寝たままできる筋トレやストレッチとだけ組み合わせてます。
ちなみに娘たちの美容や痩身筋トレとは違い、私の場合は、もっぱら体力維持が目的です。なので、特に筋トレ美ボディになることもなく、ごく並の、ある程度は体力ある状態をキープしてる人くらいになっています。
コロナ禍で在宅ワークの人が増えましたが、私は10年前から在宅ワークです。それ以前にもIT業界で仕事していた頃は、幼い娘たちが病気のときに会社にお願いして在宅で対応したりしていました。
しばらく運動しないで在宅ワークを継続していると、歩けなくなったり、荷物が持てなくなったりと、筋力・体力が急激になくなるという経験を繰り返しています。でも、筋トレを継続して行うと、歩いたり走ったりする筋肉が戻り、重い荷物も持てるように回復します。
学生時代から筋トレやランニングは何となく行っていましたが、『遠い太鼓』という村上春樹氏のエッセイに、海外暮らしを続けながら小説を書くためには体力維持が大切だという内容が書かれていて、それ以降は、仕事を続けるためには体力維持が重要と思うようになりました。
90歳まで仕事を続けるには、体力維持は欠かせませんので、これからも筋トレは継続すると思います。その際、ただ筋トレをするだけではなく「慈悲の瞑想」と組み合わせれば、とても良い気持ちで目覚めることができますし、調和した心持ちで1日をスタートできているように思います。
在宅ワークの方は、無理のない程度の筋トレ・ストレッチをおすすめします。在宅ワークでなくても、デスクワークや荷物を運ぶ仕事などの方にも、腰痛や体力不足の予防におすすめです。またすでに実行されている方は、慈悲の瞑想のような何かを追加するのも心身霊の健康におすすめです。
2021年11月18日 inner-wish
関連ページ
慈悲の瞑想
「慈悲の瞑想」は「慈しみ」の心を育てるもっとも効果的な方法です。日常生活の中で少しの時間でもあれば、この言葉を絶えず持続して自分の心に言い聞かせてください。そうすれば必ず短い間に自分の心が変わっていくことに気づきます。