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人生後半を大切に〜晩香盧

更新日:2023/02/20 公開日:2022/10/04

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人生後半を大切に〜晩香盧【心の声】
人生後半を大切に〜晩香盧【心の声】

人生後半を大切に〜晩香盧

 渋沢栄一氏は「人生前半よりも後半が大切で老衰に瀕しても尚相当の努力を社会に尽したい」「晩節を清くしたい」「晩年に香を発したい」という思いを込めて、喜寿(77歳)を記念して贈られた洋風茶室を「晩香盧」と名付けたそうです。「人生後半を大切に生きる」とはどういうことなのかに思いを馳せながら、王子飛鳥山公園と渋沢栄一氏の思想を紹介します。


目次


1)飛鳥山公園で渋沢栄一氏を知る

週末お天気が良いので、王子にある音無親水公園あたりを散歩しようと出かけたのですが、近くにある飛鳥山公園にも立ち寄ることになりました。ところが、この飛鳥山公園で思いがけず、渋沢栄一氏について深く知る機会を得たのです。

 

大河ドラマの頃に少し調べたことはありましたが、今回は膨大な人生を丸ごと紹介されたようでした。

 

飛鳥山公園は「渋沢翁のテーマパーク」となっていて、3つの博物館(渋沢史料館・北区飛鳥山博物館・紙の博物館)と、晩香盧(ばんこうろ)・青淵文庫(せいえんぶんこ)を巡ると、渋沢栄一氏について深く学べるようになっています。

 

気候の良い休日に自然の中を巡り歩いた1日を通して、「人生後半を大切に生きる」とはどういうことなのか、深く感じつつ、更にじっくり考えることになりました。

 

2)王子飛鳥山テーマパーク

王子飛鳥山テーマパーク
王子飛鳥山テーマパーク

飛鳥山公園は、JR京浜東北線「王子駅」(中央口か南口)から徒歩すぐの所にあります。小高い丘のような地形の、見晴らしの良い広大な公園です。

【参照】●飛鳥山公園-東京都北区

 

モノレール-アスカルゴ
モノレール-アスカルゴ

公園までは階段やベビーカーOKのルートもあるようですが、今回は無料モノレール(アスカルゴ)に乗って上がりました。短い距離でも小さい子どもたちは楽しそうです。倍賞千恵子さんのアナウンスに驚きました。

【参照】●飛鳥山公園-東京都北区

 

都電とSL-飛鳥山公園
都電とSL-飛鳥山公園

都電や蒸気機関車の展示、お城型の大型遊具など、小さな子ども達が遊べるスペースが充実していて、キラキラした歓声が上がっていました。また、新幹線や各種電車が走り抜ける様子が見える場所もあり、鉄道好き親子が大喜びで眺める姿が微笑ましかったです。

【参照】●飛鳥山公園-東京都北区

 

十月桜-飛鳥山公園
十月桜-飛鳥山公園

10月の初めでしたので桜の時期ではなかったのですが、小さい桜の木に花が咲いていました。「狂い咲きかな」などと言いつつ調べると、どうやら「十月桜」という種類のようです。秋に桜を見ることができるなんてラッキーでした。

 

飛鳥山公園の歴史を紐解くと、約300年前、江戸時代に八代将軍徳川吉宗が享保の改革の施策のひとつとして、江戸っ子たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしたそうです。また、明治6年、太政官布達によって、上野・芝・浅草・深川とともに日本最初の公園に指定されたとのこと。

【参照】●飛鳥山公園-東京都北区

 

3)飛鳥山公園3つの博物館

飛鳥山公園には3つの博物館があります。

●紙の博物館:世界有数の紙専門のユニークな博物館

●北区飛鳥山博物館:北区のことがなんでもわかる博物館

●渋沢史料館:近代に日本を創ったリーダー・渋沢栄一の志を伝え続ける博物館

【参考】飛鳥山3つの博物館

 

■渋沢史料館のチケットで晩香盧(ばんこうろ)・青淵文庫(せいえんぶんこ)も見学できます。

■3館共通券が割引料金(800円)で販売されています。(販売機ではなく館内窓口で問い合わせ)

 

▶︎紙の博物館

紙の博物館-飛鳥山公園
紙の博物館-飛鳥山公園

「紙の博物館がなぜここに?」と不思議に思ったのですが、この王子の地に、渋沢栄一氏が中心となって抄紙会社(後の王子製紙)を設立したからだと理解しました。渋沢栄一氏は、洋紙の製造が日本の近代化には欠かせないと確信していたようです。

 

この紙の博物館は、洋紙と和紙の製造法や歴史・文化・種類などが学べる見応えある博物館です。紙がどのように作られ、世界をどのように伝わったのか理解できます。また、現在においては紙の製造工程で排出される廃棄物が燃料として再利用され、無駄なく生産されていることもわかります。

【参考】紙の博物館

 

▶︎北区飛鳥山博物館

北区飛鳥山博物館-飛鳥山公園
北区飛鳥山博物館-飛鳥山公園

この北区飛鳥山博物館では、北区の古代から現代までの変遷が膨大な展示で学べます。この地域の地理・歴史ではありますが、日本の土地利用の変遷が眺められる印象です。区立博物館とは思えない充実した展示内容した。そして一番伝えたいことは「日本の近代化はこの北区から始まった」ということなのかなと感じました。北区の気概を感じる博物館です。

 

▶︎渋沢史料館

渋沢史料館-飛鳥山公園
渋沢史料館-飛鳥山公園

渋沢史料館は、渋沢栄一氏の人生全てを歩きながら量的に眺めることができる博物館です。91年の生涯を年齢ごとに辿れるようになっています。

 

渋沢栄一氏は、生涯に約500もの企業に関わり、約600の教育機関・社会公共事業の支援並びに民間外交に尽力したと言われています。その全貌を歩きながら眺めていると、とても一人の人間の人生とはとても思えない膨大な成果に圧倒されます。

【参考】渋沢史料館

 

個人的に一番興味深かったのは、渋沢栄一氏がタゴールを案内しながら歩いている動画です。タゴールの威風堂々とした歩き姿と、親切心溢れる様子の渋沢栄一氏がとても印象的でした。

 

タゴールの言葉については、インナーウィッシュのサイトでも紹介したことがあります。

 

『人々は残酷である しかし人は優しい』

これは、アジア人初のノーベル文学賞を受賞したインドの思想家・詩人ラビンドラナート・タゴールの言葉です。

「一人一人は心優しい人間も、集団になると残酷なことを平気でしてしまう」という人間の心理を言い表しています。

【参考】●スケープゴートを作らない【日常生活の変容2】

 

4)晩香盧(ばんこうろ)とは

晩香盧-飛鳥山公園
晩香盧-飛鳥山公園

晩香盧(ばんこうろ)とは、渋沢栄一氏の喜寿(77歳)を記念して贈られた洋風茶室です。内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されました。

【参考】晩香盧-渋沢栄一記念財団

 

渋沢栄一氏は、「人生前半よりも後半が大切で老衰に瀕しても尚相当の努力を社会に尽したい」「晩節を清くしたい」「晩年に香を発したい」という思いを込めて「晩香盧」と名付けたそうです。

 

自作の漢詩の一節「菊花晩節香」から命名したことを、詳しく説明する文章が残っています。

 

 「滝野川町園遊会に於て 青淵先生」

此隣庭に晩香廬と云ふ小屋があつて、其処に掲げてある拙作の詩を摺物にして多分諸君の御手許へ差上げたらうと思ひます。

  葉落梧桐影徒長。  纔看楓柏帯微霜。

  不嫌小院秋容淡。  只有菊花晩節香。

此詩の意味は葉が落ちてしまふと梧桐が唯空に突立つて余り風情もありませぬ、それから楓や櫨が少し紅くなつたけれども、是もお目に掛ける程のものでもない、故に此秋の庭は淡白で誠に物寂しい、只独り菊の花だけは晩節の香あり、後れて節を守るやうな香がすると斯う云ふ趣向であります、蓋し聊の寓意であります。

晩節の香ありと云うて決して自惚れる訳ではありませぬけれども、成べく人は春の花の賑かに咲く時よりも、秋の菊の香の奥ゆかしい方が宜からう。殊に人生前半よりも後半が大切で老衰に瀕しても尚相当の努力を社会に尽したいと云ふのが私の最も希望する所であります。此意味からして仮令充分の働は出来ぬでも晩節を清くしたい。晩年に聊かの香を発したいと平素心に思うて居りまするので晩香廬と名づけ、其処に寓意の拙詩を掛けて置くのであります。

 

【参照】

(1)デジタル版『渋沢栄一伝記資料』

竜門雑誌 第四一七号・第三〇―三五頁大正一二年二月 ○滝野川町園遊会に於て 青淵先生(DK480118k-0002)

第48巻 p.380 

(2)晩香蘆(ばんこうろ)(渋沢栄一ゆかりの地25)

 

5)渋沢栄一氏の人柄と思想

青淵文庫-飛鳥山公園
青淵文庫-飛鳥山公園

渋沢栄一氏の人柄と思想について、青淵文庫に展示されています。青淵文庫(せいえんぶんこ)とは、渋沢栄一氏の傘寿(80歳)と男爵から子爵への昇格を記念して贈られた建物です。栄一氏の書庫として、また接客の場としても使用されました。

【参考】青淵文庫-渋沢栄一記念財団

 

▶︎渋沢栄一氏の人柄

渋沢栄一氏の人柄
渋沢栄一氏の人柄

青淵文庫の展示では、渋沢栄一氏の人柄について、下記のように説明されています。

 

性格は温和で「怒ということを忘れられたのではないか」と評されることもある。

 

趣味は特にないが、読書は好きであり、また「書」をかくことは非常に多い。猟・釣りはほとんどせず、「銃剣」は若いときに少したしなんだ。碁と将棋は好きだったが、仕事が忙しく時間の無駄になるため明治20年頃にやめた。義太夫や芝居を好む。

 

食事は好き嫌いなく何でも食べ、「旨い不味いは分かるし、料理のことも多少は知っている」晩年は芋や茄子を好み、オートミールは毎日食べる。また甘いものは好きで、飴をよく食べる。

 

煙草は若いときに「日本煙草」をたしなんだが病気を患ってやめた。酒は一橋家出仕時代やフランスから帰国後に少し飲んだが、元々あまり好きではなく、以後は全く飲まなくなった。

 

▶︎道徳経済合一説

道徳経済合一説
道徳経済合一説

青淵文庫の展示では、道徳経済合一説について、下記のように説明されています。

 

栄一は、会社を発展させて国を豊かにするために、幼いころから親しんでいる『論語』を拠り所として、道徳と経済の一致をいつも心がけた。そこで、道徳と経済を「論語と算盤」にたとえ、一見不釣り合いなこれらは必ず一致しなければならないものであると広く呼びかけた。

 

▶︎忠恕(ちゅうじょ)

栄一の思想
栄一の思想

青淵文庫の展示では、忠恕(ちゅうじょ)について、下記のように説明されています。

 

栄一は、『論語』の「夫子の道は忠恕のみ」を引いて、忠恕の大切さを問いた。何事に対しても、真心を尽くし思いやりを持たなければならないと主張し、実践した。

 

▶︎栄一氏の日常生活

栄一の日常生活
栄一の日常生活

渋沢栄一氏は、91年の人生において「道徳経済合一説」を実践しながら膨大な成果を上げた方です。そのような方の日常生活はどのようなものなのだろうという疑問がわきますが、それについて展示がありました。やはりと言いますか、散歩や読書の時間もとれないほどお忙しい生活のようです。

 

けれど、その忙しさは自分のためではなく、全て他者のため、国の発展のためであったようです。これは真似できないと感じました。ただこれは、栄一氏の目的を日々実現するための生活スタイルなのだろうと思います。つまり、道徳経済合一説に基づき、真心を尽くし思いやりを持って、日本の近代化を実現するということを、日常生活の中で実践されていたのでしょう。

 

青淵文庫の展示では、栄一氏の日常生活について、下記のように説明されています。

 

多忙という点に就いては、余は大抵の人に劣らぬであろう。朝は普通六時に起き、夜は十二時に頃に寝ることにしてあるけれども、仕事の都合で十二時過ぎになることも珍しくない。起床後は必ず直に湯に這入るが、入浴すれば精神爽快にして元気頓に加はるの思がする。次に庭園を散歩すれば、澄んだ空気を呼吸し、心身を養うことが出来て非常によいのであるが、殆どそれの出来ないのは遺憾である。新聞も一と通り見ねばならぬ。朝飯も喰わねばならぬ。殊に毎朝来る手紙は如何に少ない日でお必ず三四通はあるので、それにも一一返書を認めねばならぬから、庭園の散歩などは支度ても殆どその暇がない。

 

其の中に二三の来客が見える。来れば必ず逢うて語る。余の主義として時間の許す限り客を辞したことがない。(省略)貴賤貧富を問わず、必ず面会して、相手の意見なり、希望なりを聞き、応じ得ることなら相談にも与り微力をも致して居る。

 

毎日の用事の予約は塗板に認めてあるから、約束の時間が来れば外出する。通常十一時頃には兜町の事務所へ出る。事務所にも既に客が待って居る。又引続いて来る者もあるという風で、独座して緩りと書物を読むやうなことは、月に一回あるか無しである。(後略)

 

6)飛鳥山公園リニューアル

このように充実した飛鳥山公園ですが、2023年春にリニューアルするようです。新しくカフェレストランがオープンし、休憩スペースも美しく生まれ変わるようです。桜の時期にリニューアルオープンですから混雑しそうですが、また訪れたいと思いました。

 

7)王子の街や遊歩道を歩く

▶︎路面電車

王子-路面電車
王子-路面電車

王子の街は都電の路面電車が走っています。京都の市電を思い出し、とても懐かしい光景に感じました。

 

▶︎北区自然観察路・石神井川コース


王子駅(北口)から石神井川に沿って遊歩道が整備されています。この遊歩道はずいぶん長い距離続いているようです。川辺や遊歩道沿いの木立ちで見られる生きものの彫刻や細密画を設置されています。小鳥の細密画は美しく愛らしかったです。

【参考】自然観察コース

 

▶︎音無親水公園

遊歩道の途中に、音無親水公園があります。夏は水遊びができる施設で、子どもが小さい頃は毎年のように連れてきていました。海やプールや川遊びが落ち着いた頃に、もう少し水遊びがしたい気持ちに応える木陰の涼しい水遊び場です。

 

平日出勤して休日に子連れで水遊びというのは、なかなかハードなのですが、私も子どもの頃、水遊びが大好きだったのと、大人になっても大好きなので、あちこち水遊びに出掛けてしまうのが夏の常でした。

 

夏場は子ども達でいっぱいの音無親水公園ですが、水施設は運転日が決まっているようで、今回は水が流れていなくて残念。それでも川沿いの遊歩道を散歩すると心地よい、ありがたい環境だと思います。

 

音無親水公園は、全国の都市公園の模範たる公園として“日本の都市公園100選”に選ばれています。

【参考】音無親水公園-東京都北区

 

音無親水公園-水施設について
音無親水公園-水施設について

▶︎音無親水公園-水設備について

●運転日時・清掃日

運転日:

①5/1〜6/30、9/1〜9/11 土日祝日のみ

②7/1〜8/31 毎日

利用時間:10時から16時まで

清掃日 第1・3週 水曜日


8)人生後半を大切に生きる

人生後半を大切に生きる
人生後半を大切に生きる

渋沢栄一氏にとって「人生後半を大切に生きる」とは、下記の意味です。

「老衰に瀕しても尚相当の努力を社会に尽したい」「晩節を清くしたい」「晩年に香を発したい」

 

栄一氏にとって人生を賭けた目的は「日本の近代化」だったようです。そして実際に、想像を超える圧倒的な貢献を残して人生を完了されました。

 

しかも人生後半の日常生活において、道徳経済合一説に基づき、真心を尽くし思いやりを持って、日本の近代化を実現するという日々を継続されたようです。

 

「人生後半を大切に生きる」とはどういう意味だろうかという問いが自分自身にも返ってきます。人は一人一人目的も願いも人生も異なっていますので、渋沢栄一氏と同じようではないと思います。

 

また人生の長さは人それぞれですが、どの人にも人生後半はあると思います。前半と後半では、心身霊のありようが変化しますので、何かしら生き方に変化があるのではないかと思います。

 

私の場合は後半人生で、自分の目的やミッションを完成させたいと願っています。幼い頃より、「人生後半を大切に生きたい」と願ってきました。恩師が80歳を超えた方だったのも、その思いに拍車をかけたかもしれません。

 

そしてこの日、渋沢栄一氏の後半人生を学び、「老衰に瀕しても尚相当の努力を社会に尽したい」という同様の願いについては、今一度、時間やエネルギーの掛け方を見直す必要があると痛感しました。

 

しかし、かつて病いに倒れた身としては、無理しすぎは禁物ですので、これも人生後半の全体を使って、少しづつ実現していきたいと願っています。

 

けれど、それ以上に、「晩節を清くしたい」「晩年に香を発したい」という柔らかな願いが、後半人生を香り豊かに彩る、美しい響きとなって、深く染み渡りました。渋沢栄一氏の柔らかな思いやりの香りに、初めて少しふれられたように感じたのです。

 

私にとって「後半人生を大切に生きる」ということは、このような思い・言葉・行ないを超えた香りや響きのような何かを、人生全体に浸透させ、広げていくことのように感じました。

 

他人の目的について聞くと、「大変そうだな」と感じますが、自分自身の目的は、願いや喜びに結びついていますので、大変だとは感じないものです。

 

目的や人生は人それぞれですが、「何をどのように大切にしていきたいのか」問い直しながら、後半人生を大切に、幸せに生きていきたいものですね。

 

9)人生後半は目的に沿った種を蒔く

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人生後半をどのように大切にすればよいのか、具体的に問い直す機会がありました。

 

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ことを、これまで以上に大切にする必要があるというのが、私なりの答えでした。

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人生の地図と方向性が明らかになり、そう感じるようになったのです。

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「人生後半を大切にする」ことについて、より具体的に問い直すことができたのは、

飛鳥山公園で渋沢栄一氏の人生全体に触れたことがきっかけでした。

心より感謝申し上げます。

 


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