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いい夫婦の日〜パートナーシップ

更新日:2022/12/6 公開日:2022/11/22

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いい夫婦の日〜パートナーシップ【心の声】
いい夫婦の日〜パートナーシップ【心の声】

いい夫婦の日〜パートナーシップ

 

今日は「いい夫婦の日」のようです。せっかくなので、パートナーシップと結婚のプロセスについて書いてみようと思いました。追記は目次をご覧ください。

 


目次


注意書き

 

【参考】●いい夫婦の日(Wikipedia-いい夫婦の日

いい夫婦の日(いいふうふのひ)は、日本の記念日の1つ。毎年11月22日である。「11月22日=いいふうふ」と読める語呂合わせによる。1988年に財団法人余暇開発センター(現日本生産性本部)によって提唱された。

 

【注意】「いい夫婦」がどんな夫婦なのかは、夫婦によって異なると思います。ですから「いい夫婦とは」については書きません。また「夫婦」や「結婚」に興味のない方もいらっしゃることでしょう。そのため前半は「パートナーシップ」について書いています。「子どもを育てる」という言葉は、パートナーシップによる創造活動をイメージしてください。また、パートナー関係が重要ではない人生もあると思っています。

 

【補足】ここでいうパートナーシップとは「協働」に近い意味です。

●協働(Wikipedia-協働):複数の主体が、何らかの目標を共有し、ともに力を合わせて活動することをいう。

●パートナーシップ(Wikipedia-パートナーシップ):英米法において2名以上の者(パートナー)が金銭・役務などを出資して共同して事業を営む関係をいう。

 


パートナーシップの目的

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パートナーシップの目的は重要です。パートナーと組んでミッションをコンプリートさせるという、目的を実現する上での協働関係という面を持っています。

 

目的などない、感じられないという場合でも、お互いに「大切だと思っていること」が何かあると思います。その何かを育てていくことで自然に目的を方向へ進んでいきます。

 

例えば「一緒に人生を楽しみたい」「幸せな生活を築きたい」「共に仕事を完成させたい」など目的はそれぞれ異なります。

 

また、色々な人生を通して同じパートナーと繰り返し共に成長していくことも多々あります。このような関係性の中で、今生では何がテーマになっているのかに気づくことは助けになります。

 

他の人生でつながりを感じられない場合でも、今生一緒になった目的があると思います。その目的を良い方向に実現していくことが、パートナーとの関係性を向上させます。

 


パートナーシップの成長プロセス

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パートナーシップは、人間的な成長を共にするプロセスです。日々の暮らしを通して、色々な物事に関わり合うことで一生を通じて共に成長していきます。

 

またいずれかが困難な状況にある場合にも支え合いながら成長します。お互いの成長に合わせて、お互いにサポートし合いながら、共に異なる分野で待ち合いながら成長していくことになります。お互いに足りない面や苦手な面を助け合い、学び合いながら、異なる面を調和していきます。

 

「隣の芝生は青い」とは「自分よりも他人がよく見える心理」を言い表す言葉です。パートナー関係も、時に隣の芝生が青く見えることもあります。けれど、それぞれのパートナーシップにはそれぞれの課題や困難もあります。それぞれに道があるのです。ですから各自のパートナーシップを長い目で大切に育てていくことが大切です。

 

また、長いプロセスの中で、子供を育てるなど協働活動を共にすることにより、喜びや困難を共有します。困難な時期を乗り越えていくことで、信頼関係や絆が深まっていきます。またこれは、多くの人と共に共同創造していくための力を養います。

 

子育てを共にできない場合もありますが、長い人生どこからでも何かを共に行なっていくことは可能です。小さなことから一緒に何かをしてみることが役に立ちます。

 


パートナーシップは育てるもの

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パートナーシップは最初から望ましい形であることはありません。長いプロセスの中でパートナーシップを育て成長させていきます。

 

「良いパートナーになれるかも」と思っていても、様々な困難に出会う中で、不信感をもったり、逃げ出したくなったり、関係が悪化したり、表面的になったりすることは多々あります。そのような状況の中でも、短気を起こしてしまわず、時間をかけて関係を育てるのだと思い起こすことが役立ちます。

 

「パートナーシップは育てるもの」ということを忘れず、長い目で信頼関係を育んでいく必要があるのです。その場合、理想と現実の違いに焦らないことが重要です。理想的な関係は遠くに置いて、ありのままの関係の中で共にゆっくり成長していくことを心がけます。そのように長い目で大切に育てていくと、振り返った時、遠い過去に思い描いていた理想的な関係に近づいていることに気づくことになります。

 

また気長に育てる心がけは、あらゆる長期ヴィジョンの実現に役立ちます。

 


結婚記念日の呼称

愛は家庭から【マザーテレサの言葉】
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結婚記念日については、経過年数ごとに独自の呼称があります。以下はイギリス式で、一部は日本でも一般化した呼称となっているようです。

 

●結婚記念(Wikipedia-結婚記念日

1周年:紙婚式

2周年:藁婚式、綿婚式

3周年:革婚式、糖果婚式、草婚式

4周年:花と果実婚式(、絹婚式、リンネル婚式)、皮婚式(皮革婚式)、書籍婚式

5周年:木婚式

6周年:鉄婚式、砂糖婚式

7周年:銅婚式、ウール婚式

8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式、めがね婚式、塩婚式

9周年:陶器婚式

10周年:錫婚式、アルミ婚式

11周年:鋼鉄婚式

12周年:絹婚式、亜麻婚式

13周年:レース婚式

14周年:象牙婚式

15周年:水晶婚式

20周年:磁器婚式、陶磁器婚式

25周年:銀婚式

30周年:真珠婚式

35周年:珊瑚婚式、翡翠婚式

40周年:ルビー婚式

45周年:サファイア婚式

50周年:金婚式

55周年:エメラルド婚式

60周年:ダイヤモンド婚式

65周年:碧玉婚式、ブルースターサファイア婚式

70周年:プラチナ婚式

 

【引用】●人生の結婚記念日の由来には、ひとつひとつ節目としての意味があります。

上記サイトは結婚記念日の意味説明がとても美しく、夫婦がどのような時期かもわかりやすいです。

 


結婚30年「真珠婚式」

創造を選ぶ【おすすめ記事特集】
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私たち夫婦は今年で結婚30年になります。「真珠婚式」と言うそうです。

 

「ゆっくりと少しずつ大きく成長していく」「急がず惑わず一層一層積み重ね」という真珠の成長過程のように、私たち夫婦も30年という長い年月を経て共に成長してきました。今年は一緒に何周目かの筋肉再構築に励んでいます。

 

▶︎30周年 真珠婚式(しんじゅこんしき)

『海の中で貝に抱かれゆっくりと少しずつ大きく成長していく真珠は海の宝石とも呼ばれており、30年の結婚生活を守り育んだ2人にぴったりです。その艶やかな美しさは、急がず惑わずただその芯に輝きを一層一層積み重ねたからこそ成し得るもの。また真珠は 健康や長寿を表すと言われています。結婚30周年ということは、夫婦ともに50代~60代の時期。そろそろ健康面にも気を付けるべき年齢ですね。5年後も10年後も20年後も。。。ゆくゆくは60周年のダイヤモンド婚式までそろって健やかに迎えることができるよう、今一度健康に目を向けてみてください。』

 

【引用】●人生の結婚記念日の由来には、ひとつひとつ節目としての意味があります。

上記サイトは結婚記念日の意味説明がとても美しく、夫婦がどのような時期かもわかりやすいです。

 


30年の歴史の中で

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私たちの場合は、「対話と理解」が重要なテーマでした。

 

偶然出会った日、お互いに「こんなことまで話せるのか」と驚いたものの、それからは「話せない」「理解できない」を乗り越える日々が長い長い年月続きました。「どうすれば話せるのか」「どうすれば理解し合えるのか」「どうすれば関係が深まるのか」を、試行錯誤してきた日々です。

 

二人のこれまで繰り返されてきた関係の中で、今生は「日常生活の中で共に成長する」ことが目的のようです。ですから、日常生活の中で「対話と理解」を深めていくことを続けてきました。「感じたことを上手く伝える」「相手の気持ちを聞き合う」ことを意識してきたように思います。

 

一緒に映画や動画を観たり、本を貸し借りしたり、色々な場所へ出かけたりする他に、共通の趣味であるランニングやアウトドア(かつては2台のバイクでキャンプも)など、体験を共有する時間を持つように心がけてきました。時にはお互いの友人や他の家族も交えて、色々なところに出かけてきました。

 

今も一緒にランニングしたり、筋トレ情報を交換したり、あちこち出かけながら、「対話と理解」を深めています。話しにくいことも、美しい景色の中を散歩しながら話すと、お互い素直に話せることが多いと思います。

 

大変な状況を何度も何度も共に乗り越えてきましたので、今では「何とか乗り越えられるだろう」と言い合えるようになり、若い頃に比べると強くなったように思います。途中までは喧嘩になるたび何度も「別れる」と言っていましたが、ある時期から「別れると口に出さない」「なるべく翌日に仲直りする」という暗黙のルールができ、今でもそのルールを継続しています。

 

そして、また今後も長いプロセスの中で共に少しずつ成長しきたいと願っています。

 


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普通に話せること

 

私の両親は金婚式を過ぎ、たぶんエメラルド婚目前。いまでも喧嘩しながらも仲良く暮らしています。両親のそのような姿を見ますと、やはり励みになりますので、娘たちのためにも長らく仲良くやっていきたいと思います。

 

ここ数ヶ月の間に、偶然似たような話を数件聞きました。ご主人と口を聞いていなかったけれど、子どもが結婚するので、子どもの幸せのためにも「普通に話せるようになりたい」という願いです。「普通に話す」ことは、とても大切なことなのだと改めて感じました。日常の中で普通に自然に話せるようになれますよう、心よりお祈りしています。

 


変容時期の関係

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変容プロセスにある時や、困難な状況の時は特に「普通に話せない」時期がある場合もあります。それまで使っていた言葉では説明できないような時期があるのです。

 

でも、時間が解決してくれることも多いものです。焦らず短期を起こさず「いつか普通に話せるようになるだろう」と長い目でやり過ごしながら、難しい時期を乗り越えることが役立ちます。少し時間が経てば、「あの時はこんな感じだった」と自然に話せることも多いのです。

 

あらゆるパートナーシップがそれぞれのプロセスの中で、それぞれの良い時も困難な時も、長い目で見ながら、穏やかに成長し続けていきますよう、お祈りしています。

 


無意識のコミュニケーション

 

 

無意識のコミュニケーションの中には、身体的に無意識に反応してしまう類の情報や、無意識の思念のような情報、相手から無意識に発せられた情報に反応し過ぎてしまうケース、あるいはお互いに無意識の情報を誤って解釈するケースなど様々なものがあります。

 

対話や相互理解の問題についても、多くの場合、この「無意識の情報交換」がトラブルの原因となっているように思います。ですから日常生活の中で対話を改善していくためにも、「無意識の情報交換」について知っておくことは役立ちます。

 

 

このようなトラブルを予防するためにも、「無意識の情報交換」の送受信を可能な範囲で意識し、取捨選択してバランスを取るよう心がけると役立ちます。

 

何よりも心身霊の調和や、思いの調和に心がけることが、「無意識の情報交換」を改善することにつながると思います。

 

●卒業論文inner-wish補足

2022年11月24日 inner-wish

 

卒業論文-身体のコミュニケーション〜無意識性を探る【inner-wish補足】
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卒業論文-身体のコミュニケーション〜無意識性を探る

2022年11月24日更新NEW! 

『身体のコミュニケーション〜無意識性を探る』という30年前の卒業論文を掲載した理由は、「無意識の情報交換」がインナーウィッシュにとって重要なテーマだからです。続きを読む(inner-wish補足)

●卒業論文inner-wish補足



色々な形への思いやり

思いやりを育てる【自己変容の道】
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パートナーシップや結婚には色々な形があります。また、その時その時で「在り方」は異なるでしょう。そのような色々な形を選んだことや、そうなってしまった状況について、自他に対する思いやりをもつ必要があります。

 

私個人で言えば、振り返ってみると本当に色々な在り方や思いを経験しています。

20代前半は、結婚する気など全くなく、生涯独身で仕事に打ち込もうと思っていましたので、出会ってから結婚するまでに6年かかりました。20代後半は、子どもを産むつもりなど全くなく、二人で生きていこうと思っていましたので、結婚してから出産するまでに7年かかりました。

 

働き方も、二人でフルタイム&ハードワーク、私が世帯主で主人は主夫アルバイト、私が病気で専業主婦、私がパートで主人が世帯主、私が個人事業主で在宅ワークなど色々経験していますが、それぞれ状況や理由があります。また出会ってからも遠距離、近くで別々に暮らす、同棲、同居、単身赴任など、色々な在り方を経験しています。実家も遠く離れた場所で、育児は友達とも協力し合いながら、乗り越えてきた日々でした。

 

このように色々な形を経験する中で、それまでには見えなかった、色々な在り方の苦労や喜びが、感じられるようになりました。どの在り方も、外から見るのと実際に経験するのとでは全く違うと、経験するたびに気付かされます。

 

また、人と異なる選択や在り方は、その都度多くの人から「なぜ?」と疑問を持たれますし、勝手に色々な想像されることが多いです。けれど、多くの在り方を経験してみて思うことは、それぞれの在り方にはそれぞれの理由や苦労や喜びがあり、本当の意味では本人にしかわからないということです。

 

多くの人から心配されたり、不安がられたりすることは、とても重く、正直しんどいと感じていました。でも、なかなか結婚しない私たちを見かねて、「そろそろ考えてはどうか?」と父から言われて結婚しましたし、「子どもを作った方がいい」と恩師に言われて子どもを産む決心をしましたので、信頼する人からのアドバイスに耳順い、考えてみることも必要だと学びました。

 

長い人生を振り返って思うことは、「色々な形」に対しては「本人にしかわからない理由がある」と「思いやりをもつ」ことが必要だということです。何も知らない人が色々と言うのは違うのではないかと思います。それと同時に、自分が経験したことのないことは、経験した人の話を聞いて可能性を考えてみるのも大切だということです。もし、私が経験していない出産や育児を、経験していないのに「不要だ」と決めつけていたら、新しい景色は見えなかったからです。

 

でも、新しい時代に新しい「色々な形」が生まれ、多くの人が自由に選択できることは素晴らしいことだと思っています。また、自分で選択したわけではないけれど、「色々な形」を生きている人もいます。その理由や苦労や喜びは本人にしかわかりません。ですから「色々な形に思いやりをもつ」ことは大切なのではないかと思います。さらに、「色々な形」を選ぶ時にも「思いやりをもつ」こと、つまり「自分を大切にすることと他者を大切にすること」が必要だと思います。

2022年12月6日 inner-wish

 


2022年11月22日公開 inner-wish

2022年11月26日更新 inner-wish


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