人生の節目〜年を重ねること

更新日：2023/03/09　公開日：2023/03/07

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人生の節目〜年を重ねること

人生の節目について考える時、「竹の節」は参考になります。

竹の節

竹は節があるから強い

竹に節があるのは「竹の強度を高めるため」です。竹の節は成長するにつれて作られるのではなく、柔らかいタケノコの段階で数が決まっています。

【参考】竹の不思議な生態と構造を応用し、ものづくりのさらなる技術発展をめざす（農LABO）

竹の節は間隔が異なる

『竹の節の間隔を測ってみると、根元が狭く、上に行くにつれて広くなっていきます。さらに先のほうになると、根元同様に狭くなってきます。間隔が狭いのは丈夫にするためです。根元は自重に堪えられるように、先は枝葉を支えられるように狭くしています。上にいくにつれて広く、といいましたが、なぜ一定の間隔ではダメなのでしょうか。それは、丈夫になり過ぎて強風などで横から大きな力が加わると折れてしまうからです。中ほどの間隔を広げておくことでしなやかさが生まれ、強い風が吹いても力を逃せるようにしてあるのです。』

【引用】竹の不思議な生態と構造を応用し、ものづくりのさらなる技術発展をめざす（農LABO）

竹の節は同時に成長する

『タケには節ごとに、細胞が分裂して成長する「成長点」と呼ばれる部分があります。一般の樹木だと成長点は根や茎の先端にしかありません。ところがタケはすべての節に成長点があるため、仮に節が40個あってそれぞれの成長点が1日に1センチメートルずつ伸びれば、稈は1日で一気に40センチメートル成長することになります。これがタケの成長が早い理由です。』

【引用】身近で不思議な竹の生態に迫る！（農林水産省）

人生の節目

人生には節目があるから強い

人生には多くの節目があります。その節目には変化が伴う場合が多く、変化の途中は先が見えないこともあります。

けれど人生の節目も、竹の節と同じように、人生全体とその人を強くするのです。

それは、何かをマスターする時の在り方とも似ています。「プラトー」と「スパート」の繰り返しで成長する形は、人生の節目の繰り返しのようです。

【参考】●マスタリー曲線とプラトー【自己変容の道３】

惑星年齢期間表

惑星	年齢域	期間
【海王星】	85才-死期	死期まで
【天王星】	71-84才	14年間
【土星】	57-70才	14年間
【木星】	46-56才	11年間
【火星】	36-45才	10年間
【太陽】	26-35才	10年間
【金星】	16-25才	10年間
【水星】	8-15才	8年間
【月】	0-7才	8年間

【引用】天体の年齢域：『愛蔵版サビアンシンボル占星術』（松村聖/著）より引用

【注意】期間はインナーウィッシュ追加

【参考】●人生の地図〜サビアンシンボル【心の声】→惑星年齢ステージについて「人生の地図」サンプルで掲載

惑星が担当する年齢時期

『惑星が担当する長期的な年齢時期は、10年程度のスパンで長期的な人生の枠組みを考える時の参考になります。これは一生の範囲をいくつかの時期にわけて考える方法なので、人生の意義や大きな流れを考える時に参考にすべきで、毎年とか毎月の自分の状況を考える時にはほとんど役立ちません。』

【引用】『愛蔵版サビアンシンボル占星術』（松村聖/著）

人生の節目は間隔が異なる

「惑星年齢期間表」を参考にしますと、人生の節目ごとの期間は、竹の節とよく似ていることがわかります。

根本の間隔が狭いのは「丈夫にする」ため、途中の間隔が広いのは「しなやかさを生み、強い風が吹いても力を逃せる」ようにという竹の節と同様に、人生後半の節目期間が長いのは、「しなやかさを生み、力を逃せるように」なのかもしれません。

【参考】●ハラレベル／チャクラの惑星対応表-目的の方向を体で感じる【心の声】

人生の節は同時に成長する

竹の成長速度が早いのは、「節がすべて同時に成長する」からだそうですが、人の節であるチャクラやハラレベルの節が同時に成長していくと、成長速度が早まるということです。

人生の節目を「惑星年齢時期」と対応させてみると、その期間に中心となって活性化するチャクラやハラレベルが見えてきます。けれども、チャクラやハラレベルの資質は、全て同時に成長し続けることが可能です。【参考】●目的の方向性を体で感じる【心の声】

人生の成長期と節目

人生の成長期

人生の成長期とは、言わば、竹の節と節の間の時期です。惑星年齢時期で言えば、同じステージ内での成長期。

そのような時期は、その期間の願い・目標・目的に沿って成長していきます。「成長している」という実感や力強さ・安定感・自信もあります。また、成長を加速させることも可能です。

【参考】●成長を加速させる【自己変容の道２】

人生の節目

人生の節目とは、言わば、竹の節の時期。惑星年齢時期で言えば、ステージとステージの間の時期です。

そのような時期は、ステージが切り替わる変化の時期であり、一定の時期は何も起こらないかのように感じる「ヴォイド」の期間もあります。

『ヴォイドの状態にあるとき、あなたは慣れ親しんだ組織、習慣、考え方、信念、態度を後に残し、より高い波動に合った新しいものを創造するために、自己の内面に奥深く入り込みます。』

【引用】●ヴォイド【自己変容の道２】

人生の変化

人生の変化とは、言わば、竹の節目と間の時期を繰り返すようなもの。つまり、人生のステージを変化させながら、ヴォイドを通り抜けながら、成長していくことです。

この人生の変化のサイクルに気づくと、変化の波が近づいてきたことがわかるようになり、次の波も安心して乗り越えられるようになります。

【参考】●変化のサイクルに気づく【日常生活の変容４】

年を重ねること

成長期に年を重ねること

成長期に年を重ねることとは、言わば、太陽の光を浴びて竹が成長している時のような状態です。また節目と節目の間で成長している時です。

成長期に年を重ねる時は、自然なことのように感じます。今と同じように成長していくだろうと予測ができ、年を重ねることに不安はありません。数年後のイメージで年を重ねているのです。

節目に年を重ねること

節目に年を重ねることとは、言わば、夜に竹が成長の力を蓄えているような状態です。また竹の節の部分です。

節目に年を重ねる時は、先のことがよくわからないように感じます。今と同じように成長していくだろうと予測ができず、年を重ねることに不安があります。節目で頭打ちのように感じたり、ステージが変わる予感があるからです。けれどこれは、次のステージに入り少し経つと落ち着きます。

振り返る〜未来を見る

「振り返ること」と「未来を見ること」は役立ちます。それは、今の状態が、人生全体の限られた部分であると思い出せるからです。

つまり今は、竹の節目か間の状態であり、竹全体は自然に成長しているということを、人生に置き換えて感じてみるのです。

人生をセットで見る

2023年3月9日更新NEW!

竹は地下茎でつながっていて、たとえその竹が枯れてしまっても、同じ地下茎から新しい竹の子が生えてきます。

『毎年地下茎の節にある芽からタケノコが生じ、半年もすると立派な若竹に成長します。』

【引用】身近で不思議な竹の生態に迫る！（農林水産省）

これは、いくつもの人生を使って魂の目的を実現すること似ています。人生は魂の目的の一部というイメージです。

人生を大きな視野で見る

2023年3月9日更新NEW!

１本の竹が植えられたのは、どんな目的の竹林なのでしょうか？どんな役割を果たすためにあるのでしょうか？

手入れされないと竹林全体が荒廃してしまいますが、手入れされた竹林は多くの役割を果たします。

これは、自分の人生が全体の中でどのような目的のためにあり、手入れしないと役割を果たせないのと似ています。

変容の時期と方向性

壁は扉

『すべての壁は扉である』

ラルフ・ワルド・エマーソンの言葉です。

【参考】●壁は扉【今日の言葉】

壁だと思っているのは、実は「人生の節目」かもしれません。そしてそれは壁ではなく、新しいステージへの扉なのかもしれません。

「人生の節目」が壁ではなく扉だとすれば、その扉の先には何があり、どちらの方へ進めばよいのでしょうか？

人生の方向性

「人生の節目」に近づいた時、あるいは「人生の節目」で、または次のステージに入った時、人生の方向性を確認することは役立ちます。

「人生の節目」で少し立ち止まり、人生全体を眺め直してみるのです。方向性を確認する方法は、色々あると思います。けれど、大切なことは、「人生の目的方向」はどちらなのかを確認することです。

【参考】●人生の方向性を確認する【おすすめ記事特集】

目的方向へ年を重ねる

竹の節目にあっても、節目の間にあっても、竹の全体像を見るよう心がけることが役立ちます。

節目の時期、あるいは節目は近づいたり、次のステージに入った時期に、「人生の全体像」や「人生の目的方向」を確認することで、目的方向に年を重ねることができます。

そうすることで、一人一人異なる後半人生の在り方をイメージでき、「しなやかさ」や「力を逃せる強さ」を身につけて成長していくことができると思います。

【参考】●人生の地図〜サビアンシンボル【心の声】

未来を描くために自分を知る

2023年3月9日更新NEW!

人生の後半を見通して未来を描くためには、人生の節目の時期に、目的方向を確認しながら人生全体を眺めることが役立ちます。一人一人異なる目的方向を確認するためには、自分自身について知ることが必要です。

【参照】●長い人生で未来を描くために【自己変容の道３】

inner-wish補足

インナーウィッシュの役立つ情報には、次の３名の女性について情報を掲載しています。

●マザー・テレサ：愛

●ターシャ・テューダー：調和

●ピース・ピルグリム：平和

「愛・調和・平和」を実現した人です。

「愛・調和・平和を創造しながら日常生活の変容を実現すること」はインナーウィッシュの目的でもあります。

【参考】●愛・調和・平和【自己変容の道】

【参考】●日常生活の変容【役立つ情報】

この女性たちの生き方や考え方から学ぶことが多かったこともありますが、彼女たちの年齢にも掲載理由があります。彼女たちは高齢であり、その年齢に至るまで目的に沿って生き、ミッションをコンプリートさせながら生きていたということです。

私の恩師も高齢のアメリカ人シスターでした。その方から長い人生全体を観ながら生きる姿勢を学ばせていただきました。

高校時代には多くのシスターたちから「シスターになりませんか？」と誘われてたのですが、過去生で何度もシスターや修道士・修行僧などを経験していましたし、今生では結婚し、「生活者として日常生活の変容を実現・サポートする」という目的があるため、お断りしてきました。次の人生をどうするかは、今生の成果しだいだと思っています。

【参考】●プロフィール【インナーウィッシュ】

このように高校生時代から90才の自分をイメージして生きてきたため、年を重ねることは怖いことではなく、人生の目的方向にある楽しみなことでした。いつも、この90才頃の目的方向を意識しながら生きてきたように思います。そのように「人生の目的方向へ取捨選択して進む」という考え方が私にとっての「戦略性」（５つの強みの1番目）の意味です。

【参考】●５つの強み【インナーウィッシュ】

けれどそんな私でも、「人生の節目」にある時、何度も「年を重ねること」の意味がわからなくなり、未来が全く見えなくなっていたのです。それはおそらく、ハラレベルの機能不全に陥っていたからだと思います。

【参考】ハラレベルの機能不全-●意図と光〜ハラレベルとコアスター【自己変容の道4】

【参考】●サマリア人の女〜サビアンシンボル【心の声】

また最近も、「人生の節目」が近づいてきたためか、チャクラレベルで目的方向に葛藤があり、道を外れようとして病気になったり、逃げ出そうとして失敗したり、色々なことがありました。

【参考】●無痛性甲状腺炎だそうです【心の声】

【参考】●逃げ出せない目的〜YOD(神の手)

その後、「人生の目的方向」にハララインやチャクラが真っ直ぐに整うと、また90才頃の自分をイメージしながら、自然に進めるようになりました。それでも、各チャクラの葛藤はありますし、浄化や調和は継続しています。

【参考】●目的の方向を体で感じる【心の声】

【参考】●浄化【役立つ情報】

【参考】●調和する【役立つ情報】

また、意識レベルが下がってしまうと今でも迷子になりがちです。このブログで書いているようなことを、すっかり忘れて見失ったような状態になるのです。ですから少しでも「いつもと違う」と感じたら、意識レベルに気づくよう心がけています。