疲れに気付いてねぎらう
疲れていることや、疲れの中心に気付いたら、自分自身の「労をねぎらう」よう心がけましょう。また見守っている人にも気付けますように。
2023年4月2日更新NEW!
目次の各項目に関連記事を追加しました。
疲れに気づく
疲れに気づくことは大切です。「疲れた」が口癖になっている人でも、自分自身の疲れに気付いていない場合はけっこうあります。
「頑張るしかない」「乗り切るしかない」というような頑張り時は、無理を継続している場合も多く、疲れも感じにくいものです。
ですが疲れは心身の中で蓄積していきますので、まずは気づくことが役立ちます。
疲れの中心は何か
疲れに気付いている場合でも、その疲れの中心は何かに気付いていない場合があります。
日常的に疲れていると、疲れている状態が当たり前になっていて、その時々の疲れの中心は見過ごされています。
体のあちこちが痛む場合でも、痛みの中心があるように、疲れの中心はあります。何に疲れているのかに気づき、理解することが大切です。
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労をねぎらう
疲れていることや、疲れの中心に気付いたら、自分自身の「労をねぎらう」よう心がけましょう。苦労をわかってもらえた実感は重要です。
疲れているとどうしても、原因やきっかけにイライラすることが多いものです。ですが、そのようなことに対処しながら頑張ってきた自分自身の「労をねぎらう」のです。
苦労や努力や疲れのポイントは人によって異なりますので、人知れず疲れていることも多いものです。ですから、まずは頑張ってきた自分自身をねぎらいましょう。
休む時間を作る
疲れが溜まっている時は、おそらく休む間もなく頑張る必要がある期間です。その状態はまだ継続中かもしれません。
それでも、毎日少しでも休む時間を作りましょう。
「休む」というのは、創造活動にとって非常に大切な時間です。疲労を回復するだけでなく、エネルギーを充電し、新しいアイディアやインスピレーションを得るなど、活動を活性化するためにも必要な時間です。
自分を理解する
疲れに気付いてねぎらい、少し休んだら、全体的なプロセスを思い出し、今どのあたりにいるのか、再確認しましょう。
大小さまざまなプロセスのどのあたりにいるのかを俯瞰して眺めます。
大きな視点で、自分自身を理解しなおし、さらに進むためのエネルギーを充電し、次のプロセスの見通しを立てるようにします。
そうすることで、新しい力を得ることができます。
見守っている人
自分で自分の労をねぎらうことも大切ですが、多くの人が何も言わずとも見守り応援してくれていることを思い出しましょう。
たとえ自分は気づいていなくても、陰ながら見守り、応援してくれている人は多いのです。そのことを思い出し、感謝しながら、自分自身でもねぎらいましょう。
また高次意識(ハイヤーセルフ)は常に見守ってインスピレーションを与えてくれています。
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inner-wish補足
本当は3月31日にアップするはずだったブログです。バタバタしていて4月1日になってしまいました。
3月は仕事も年度末で忙しい場合が多く、学校も学年末で、プロセスが完了して次のプロセスが始まる時期にあたります。学校の場合は、春休みがありますが、仕事の場合は、休みなく次の年度が始まり忙しいですよね。また、学校が休みになった子供たちのお世話や休み中の対応が大変になっている方も多いでしょう。
そんな忙しい3月末と4月初めに、少しでも疲れに気づいて休む時間を持てればいいなと思い書くことにしました。
直接の個人的なきっかけは、私自身がいつも以上に疲れていると気づいたことです。
免許の更新から帰ってきたら、立ち上がれないくらい疲れていて、そういえばこの1ヶ月は、長女の引越しで疲れていたなと思い当たったのですが、なんだかそういうのではない、大きな疲れを感じました。
何度も思い出したのは、12年前に長女が小学校に上がった時、主人の叔母さんから電話でかけてもらった一言です。「大変だったね。お疲れ様」そう言われた時、涙が止まらなくなったことを思い出しました。両方の実家も遠く、一人で子育ても仕事も頑張っていたのですが、そのねぎらいの言葉に張り詰めていた気持ちが、解けたのだと思います。
残念ながらすでに亡くなってしまい、今となっては労っていただくことも叶いません。でも、そのことを何度も思い出したために、一人暮らしを始める長女を送り出したことで、24年間の子育てにひと段落ついたと「ほっとして」、張り詰めていた何かが解けたのだと、気づいたのです。
つまり、24年分の疲れがどっと出た、あるいは、24年分の肩の荷(子育ての責任のようなもの)を下ろした、というような「疲れの中心」を実感した感じでした。でも、「何が疲れの中心か」を自分で理解できたために、「わかってもらえた」と自分自身が安堵し、何か疲れが吹き飛んだように感じました。そうは言っても体は疲れてましたので、ゆっくり休んだのですが。
子育ては楽しいことや嬉しいことも多いですが、やはり大変なことも多いです。それでも育て続ける必要があるので、みんな疲れを押して頑張るのだと思います。
また仕事も同様です。いくら疲れていても、プロジェクトが終わるまでは、納品するまでは、この仕事が完了するまでは、と無理を押して頑張る必要がある時は、仕方なく頑張るものです。
でも、そんな風に頑張ってきた自分の労をねぎらい、休む時間も必要です。少しでも、そんな時間が持てますよう、お祈りしています。
追伸:
私が娘の手を引いて、雨の日も雪の日も、保育園まで娘に話しかけながら歩いていた日々を、ずっと見守っていましたと、後に何人もの人から声をかけられました。本当に沢山の方に見守っていただいていたことに驚き感謝しました。
自分一人で頑張っているようでも、実は沢山の人に見守られ、応援されているものです。私も陰ながら見守り、応援しています。また、高次の存在は常に見守り、応援してくれています。
2023年4月1日 inner-wish
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