愛・痛み・感謝〜母の日
母の日だからでしょうか。いつもと違う思いがいろいろと流れています。愛や感謝の思いは、いつも以上に多く感じました。でも、今日はなぜか多くの「痛み」も感じたのです。
痛みを感じたので
今日このブログを書こうと思ったきっかけは、誰か「胸を痛めている人がいる」と感じたからです。私は胸を痛める理由がなく、心身共に健康ですので、誰かの痛みを受け取っているのだと思います。
母の日だからかもしれないなと思いました。というのも、これまで多くのお客様から「母」に関する痛みを伝えられてきたからです。母親に関する痛み、自分が母になってからの痛み、母ではなくなった痛み、母になれなかった痛み、子供を失った痛み、母を失った痛み…。痛みの種類は人によって異なります。
「母」というのは「生命」と関係あるものだからか、それぞれの痛みは何か「命の痛み」のようです。そのような「命の痛み」が流れてきているように感じました。
自他に温かい心で
たとえ誰かの痛みを受け取ったとしても、誰かの荒涼とした心を感じたとしても、私は、まずは自分の心を温めることから始めるようにしています。その温かさが広がるように。
世界中の人ひとりひとりの痛みを解決することはできないけれど、あたたかい思いやりは、何かの形で必要な人に伝わっていくだろうと思うからです。また、そっとしておいて欲しい人や、痛みを感じながら毎日をしっかり生きていきたい人々にも、必要な時に届くだろうと思うのです。
愛と感謝はいつも以上に
今日は「愛と感謝」も、いつも以上に流れてきているように感じます。やはり母の日だからでしょうか。日常の中で基本的に感じる「愛と感謝」だけでなく、流れてくるものの中に「愛と感謝」の響きが多く感じられるのです。きっと多くの人々が「愛と感謝」を送り届けているのだろうと思いました。
今朝何気なく見かけた投稿に、亡くなったお母さんへ愛と感謝のメッセージがありました。そのように「愛と感謝」は思い・言葉・行ないの形で、この世界に種となって送り届けられているのだと思います。
inner-wish補足
誰だかわからなけれど「胸を痛めている」人がいる。それは体共感の強い私の場合、よくあることなのです。以前は、誰が苦しんでいるのか探し出して助けようと奮闘していました。
でも、長年いろいろな経験をするうちに、それは違うなと感じるようになったのです。人は自分のタイミングで、自分の方法で対応していくのだと、思うようになったからです。
それでも、今日こうして「胸を痛めている誰か」のためにブログを書いているのには、理由があります。
一つには、これまで相談してくださった多くのお客様に「母」に関する痛みを抱えていらっしゃることが多かったこと。母親に関する痛み、自分が母になってからの痛み、母ではなくなった痛み、母になれなかった痛み、子供を失った痛み、母を失った痛み…。痛みの種類は人によって異なります。
もう一つには、自分の過去生で「幼い娘を失った痛み」が「母」というキーワードに結びついていること。(この記憶自体は既に癒されています。また今生では、自分の母親や、自分自身が母親であること、娘たちとの関係についても、特に胸が痛む理由はありません。)
上記2つの理由から「母」に関する痛みに反応しやすいのだと思います。誰かの「母に関する痛み」に反応して泣けてくるのです。理由もわからず。
というわけで自分自身の心を温めつつ、「胸を痛めている誰か」に必要な時に届くかもと書かせていただきました。
どうか必要な時に心が温かくなりますように。
2023年5月14日 母の日に
2023年5月14日公開 inner-wish