あらゆる力が協力できるまで
自己のあらゆる力が協力できるようになるまでの意識変容プロセスと変遷について。
目次
自己のあらゆる力とは
自己のあらゆる力とは、全てのチャクラに関わる力という意味です。
全てのチャクラが持っている力を使えるようになるためには、全てのチャクラがバランスよく開いて調和していることが必要です。
けれど、どのチャクラが開いているか、閉じているか、あるかは互いに葛藤があるか、調和しているかによって、使える力が異なっています。
6番が仕切っていた時期
まだ7番チャクラも高次チャクラも開いていない頃、6番チャクラが仕切っていた時期があります。
6番チャクラが中心に、仕事・生活・自己のマネジメントを行なっている状態で、しっかりまとまっていて当時はスムーズでした。6番の理性・5番の表現力・4番の愛情・3番の感情・2番の感受性・1番の行動力がバランスよく働き、しっかり生きている自信もありました。
でも当時は漠然とした不安があり、人生がどのような方向に向かっているのか全くわからず、「何かを探している」ような時期でした。
暗闇の時期
ところが突然、暗闇のような時期に突入します。
『1994年の10月中旬に起こった並行融合は人々のライトボディレベルをシフトさせ…』『並行現実の融合はしばしば混乱をもたらします。ひどくめまいがするし、震えはくるし、視界はぼやけ、連続性を欠いたりもします』(『ライトボディの目覚め』の1999年版前書きより)
【参照】●ライトボディレベル【自己変容の道2】inner-wish補足
この1994年10月というのが、突然、生死を彷徨うような病気になった時期なのです。何が起こっているのか全くわからないけれど、通常の現実が失われていました。今から思えば、意識レベルの上下変動が急激に起こり、自分で制御できなくなっていたのだと思います。
【参照】●苦しみ・悲しみ【役立つ情報】
6番がオフの時期
突然の暗闇状態から立ち直ったものの、それまで仕切っていた6番チャクラがオフで閉じた状態となりました。
これは6番が高次意識を受け入れず、自己中心的に物事を進めるため、高次から出禁にされたためと後から知りました。
それまで6番マネジメントのもと、整然としたシステムで動いていた力が自由気ままに動くようになりました。それまでの印象と変わって柔らかく人間らしくなったようでもありますが、統一感のない、方向性もわからない迷子のような状態だったように思います。
【参照】●意識のギアチェンジ【心の声】
ヴォイドの時期
迷子状態の後、ヴォイドと呼ばれるような 「無」や「知らない」という「静寂の状態」の時期に突入しました。
『ヴォイドの状態にあるとき、あなたは慣れ親しんだ組織、習慣、考え方、信念、態度を後に残し、より高い波動に合った新しいものを創造するために、自己の内面に奥深く入り込みます』
【引用】●ヴォイド【自己変容の道】
それ以降は現在まで、変容の直前にヴォイドを通り過ぎるようになりました。ヴォイドに入ると何かが変わる直前だとわかります。
高次意識が目覚め始めた時期
ヴォイドを抜けると、「新しい自己意識」を実感するようになります。
最初は7番チャクラが目覚めました。その後、私の場合は、色々飛び越えて先に「キリスト意識」の12番が開いたのです。
その12番のキリスト意識にサポートされながら、8番・9番・10番・11番高次意識が順に開いていきました。
高次意識を順に調和する時期
8番から12番の高次意識が開くと、それぞれの周波数に関連する情報が入ってくるようになり、既存意識との調和プロセスが始まります。
8番が開いた時には人生の目的を知り、9番は魂の目的や数多くの過去生を思い出し、10番が開いた時には宇宙の記憶、11番は叡智、12番はキリスト意識…と、高次意識が開くたびに、高次の異なるレベルの情報が入るようになりました。
既存意識との葛藤は酷いもので、毎回大混乱でした。やっと調和したと思ったら、次の高次意識が開き、この20年くらいの間ずっと意識変容と調和の期間だったように思います。
【参照】●意識の変容と調和【心の声】
あらゆる力が協力しつつある時期
ようやく高次意識との調和期間が落ち着いた現在、次は今生の目的を実現するために、全ての意識レベルの力が協力する必要が出てきました。
ところが今年の初めにもブログで書いたように、「逃げ出したい」意識や、目的との間に葛藤を抱える意識など、簡単には進みません。
「この道にゆだる」と覚悟を決めている意識も多いのですが。
【参照】●道にゆだねる【心の声】
出禁だった6番も協力する方向で参加を認められ、ようやくメンバーが出揃い、力を合わせて目的方向に進むため、メンバー間の調和プロセスが始まっているような状態です。
高次の意志と目的に全人格が協力する
2024年1月31日更新NEW!
【転記】●賢明な意志〜高次の意志と協力する 【自己変容の道4】inner-wis補足
本文は上記ページのinner-wish補足より転記しました。
中国版の西遊記の映画で、印象深い場面がありました。
三蔵法師玄奘が、数珠を見せながら説明するのです。この数珠は色々な石がつながって作られている、この数珠のように私たち(玄奘・孫悟空・沙悟浄・猪八戒)が協力しながら一緒に天竺へ経典を取りに行く必要があると気づいた、というような内容でした。孫悟空が一足飛びで天竺に経典を取りに行っても意味はなく、全員で協力して一歩づつ取りに行く必要があるのだということも言われていました。更に、高次の意志として観音菩薩や如来から孫悟空にも説明があります。
これまでの経験から、私の孫悟空的な人格は目的に従う必要があると思ってはいたのですが、「目的の邪魔をしてはいけない」程度にしか感じていたなかったと気付かされたのです。けれど、全人格が目的に協力する必要があり、そのために集められている、つまり協力して力を発揮する必要があるのだと、孫悟空的人格自身が気付かされました。
「高次の意志と目的に全人格が協力する」ということは、全人格がそれぞれの立場から、自分の力を使って協力する必要があると実感するということです。全人格が協調するためには、各人格がそれぞれ浄化しながら調和する必要もあります。人生という道のりの中で、目的に向かって全人格が協力・協調していくのだと、それぞれの人格が実感する必要があるようです。
そして高次の意志は全人格に向けて道を示している、そのような光に気づくことで調和が進みます。
2024年1月31日 inner-wish
inner-wish補足
「日常生活の変容」や「意識の変容」と言ってもわかりにくいため、これまでの変遷を簡単に描いてみることにしました。
意識変容のプロセスは人によって異なると思います。ですから「この状況は経験あるかも」とか「自分の場合はこうだったな」と変容プロセスを振り返る時に、何か少しでもお役に立てるのではと思った次第です。
私の場合は、1994年の10月に変容プロセスが始まりましたが、『人生の地図〜サビアンシンボル』を見ていただければわかるように、大まかな流れは生まれる前から計画されていたようです。要するに危機とキリスト意識の目覚めがセットで準備されていたようなのです。
ですから、意識変容に危機が付き物というわけではないと思います。私自身も、この12年間は日常生活の中で、自然にゆっくりと意識変容を進めることができました。
現在は目的を実現するため、全ての意識レベルが調和して協力できるよう毎日調整中です。細かい疑問、不安・恐れ・不信感、意識レベル間の不調和など、葛藤が色々あって、調整はなかなか大変です。高次意識に質問しながら日々努めています。
内面の調和を図らずに進めると、必ずと言っていいほど、他の誰かが葛藤を表現する形になるのです。内面が調和していると、その件については外側も調和した状態になります。
『人生の地図〜サビアンシンボル』の各ステージに入る前には、必ずこのような調整期間があり、その努力は必ず実ることを経験上知っています。ですから、あらゆる力が協力できるまで、意識レベル間の調整を続けたいと思います。
みなさんの内面は今どのような状態でしょうか。少し時間をとって状況を見てみると何か発見があるかもしれません。
2023年6月30日 inner-wish
2024年1月31日更新 inner-wish
2023年6月29日公開 inner-wish
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