天の風のように生きる
天の風のように生きるということは、「天の風の助けに気付きながら、天の風のように調和をもたらす」そんな生き方かもしれない。そんな風に思いました。
後に残らない生き方
「後に残らない生き方」とは、
記録や記憶や痕跡が残らない
そんな生き方です。
そんな生き方について調べると、
少し近い言葉に出会いました。
「善行無轍迹」です。
善く行くものは轍迹なし
「善く行くものは轍迹（てっせき）なし」
これは老子の言葉だそうです。
「善い行ないは跡を残さない」
という意味のようです。
跡を残さない自然な人
「跡を残さない自然な人」は
印象に残らないような自然な人です。
あまり目立たないその人が
通り過ぎた後には
何かが調和している。
善行にも色々ある
善行にも色々あると思います。
多くの記録や記憶を後に残し、
後世の希望の光となったり
灯台のように道標となったり。
多くの知識や技術を後に残し、
後の世がより善い方向へ向かう
蓄積された知恵となったり。
けれど善行の中には、
気づかれず跡に残らないものも。
天の風のよう
「後に残らない生き方」は、
まるで天の風のようです。
天の風にのって、
さまざまな善行が届きますが、
それは後に残りません。
けれど、天の風が通り過ぎた後、
何かが調和の方に向かっているのです。
天の風のように生きる
天の風は爽やかな微風のように
優しく穏やかな変化をもたらしてくれます。
強風で強引に変化をもたらすのではなく、
自然に気づかれないように、
そっと調和や変化がもたらされる。
それは高次のささやきや手助けのようです。
天の風のように生きるということは、
天の風の助けに気付きながら、
天の風のように調和をもたらす
そんな生き方かもしれない
そんな風に思いました。
inner-wish補足
「後に残らない生き方」は、いつ頃からか長年願っていることです。
けれど、不器用で一生懸命なお節介であるため、悪目立ちすることが多く、多くの傷跡や痕跡を残し続けているため、とても残念です。
長い人生の中で、多くの「後に残らない生き方」をする人に出会いました。でも「爽やかな風」のようなその人々は、「後に残らない生き方」フィルターにひっかかり、記憶に残ってしまいました。申し訳ないです。
そのような人に出会うと、ふわっと爽やかな風が通り抜けたようで、嬉しくなり、なるべく気づかないふりをしながら、「幸あれ」と祈ってしまいます。
ですから、そういう人をお見かけすると、いつかそうなりたいなと思うのですが。個性が強すぎるのか、不器用なためか、目立ちたくないと思う行動が挙動不審になってしまい、次女からいつも笑われています。
穏やかな時も多いのですが、晴天なのに急に突風が吹くようなことも多々あります。そんな時、「後に残らない生き方」や「天の風のような生き方」をあらためて深く願うようになるのです。
天の風は、穏やかであたたかく、静かで落ち着いたそよ風のようです。いつも助けられてる高次意識もそんな存在です。
まあ、ですから人生の終わりごろまでには、「天の風のように生きる」人になれたら嬉しいなと思っています。
ですが12年前にブログに書いていた「青空の心」は、日常生活の中で実感できるようになりましたので、そう遠くない時期に実現できるかもしれないと楽しみにしています。
インナーウィッシュの日常生活の変容とは、普通に生活している人の「日常生活の意識変容」を扱っていますが、特別な生き方だけでなく、お一人お一人の心に秘めた願いの方向に変容していくことをお手伝いできればと思っています。
2023年11月28日 inner-wish
2023年11月28日更新 inner-wish
2023年11月28日公開 inner-wish
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