魂の目的へ〜新しい一歩
今日、このブログを書こうと思った理由は、さらに魂の目的に向けて新しい一歩を踏み出す時が来たと感じたからです。
魂の目的と転生の記憶
魂の目的とは、複数の人生、いくつもの転生を重ねる目的です。
魂の目的は転生の記憶を思い出せば、ある程度当たりがつくと思います。同じようなテーマを追いかけて転生していることに気づきますから。
私の場合は、過去生の記憶より先に、高次意識から魂の目的を聴きました。そして後に転生の記憶を次々思い出した時、確かにその通りだと実感したのです。
けれど、転生の記憶の中には、前の人生の影響が大きいと感じるものもあります。また、魂の目的のテーマ内ではありますが、ある人生の出来事を引きずって、次々関連した人生を生み出していることもわかります。
正直言って、この苦しい人生は必要なかったはず・・・と感じるケースも多く見られ、過去を引きずることの影響力を思い知らされます。
高次の自己と高次の存在
高次意識から魂の目的を聞かされた時は、なるほどなあと納得がいきました。
私の転生の出発点は、直近のハイヤーセルフの課題が理由でした。すぐ上のハイヤーセルフは、いくつかの惑星に向けて意識変容サポートをするような仕事の中で、「生活者の意識変容」が苦手だったのだそうです。
それで、私の転生を始めたらしいのですが、そのためか、転生の大半は聖職者・修道者と生活者を繰り返しています。その合間に宇宙の戦争に巻き込まれて被害者になったり戦士になったりというのも挟まっています。
私のハイヤーセルフには高次の存在の指導者がいますが、その課題として「指導者」になるために課題をあたえられたようでうです。
ですから、魂の目的は正確に言えば、「指導者になるための課題」であり「生活者の意識変容」ということになります。
転生の多くは酷い経験
生活者の実情を知るための転生は、多岐にわたりました。それらは本当に酷い経験で、苦しい記憶が数多く残っています。
また、転生の途中で何度か、ハイヤーセルフの指導者に当たる高次の存在に、注意されたこともあります。
例えば、戦禍の中を必死で逃げ回っている時に「あなたはこんな所で何をしているのか」と言われ、ハッと目が覚めるような経験が何度もあります。
魂の目的を忘れ、過去の出来事やトラウマや感情から転生している時期もあり、そのような時は本当に自分が何のために生きているのか、さっぱりわからなくなっていました。
でも時々、高次の存在の声かけや、不思議な光に助けられ、何か「これは違う」と目を覚ませてもらっていました。
恩師の言葉
今生でも30日間の霊性プログラムに参加した時、「宇宙から名前を呼ぶ声が聞こえる」という絵を描いたことがあります。その絵を観て、恩師が「あなたの病気はこれが原因かもしれない」と言い、「その声に従ってください」と言われました。
【関連】●恩師に感じるもの【心の声】
もともと、そのプログラムに参加したのも、「今これに参加するように」という声が聞こえたからです。当時は娘が2歳で、関西で親子で1ヶ月泊まり込みというのは、普通に考えると異常な事態に思えますが、それは絶対に今参加しなくては、という自信がありました。
インナーウィッシュのサイトでこのように情報提供できるのも、その決断があったからです。もし、あの時期に、魂の目的に直面していなければ、この人生もまた「何のために生きているんだろう」というようなボンヤリしたものになっていたと思います。
時間がかかる理由
今日、このブログを書こうと思った理由は、さらに魂の目的に向けて新しい一歩を踏み出す時が来たと感じたからです。
とは言っても、今朝も「逃げ出したい気持ち」で、覚悟を決めるまでにずいぶん時間がかかりました。私は直近のハイヤーセルフ同様、臆病者なのです。覚悟を決めるまでに時間がかかり、覚悟を決めてからも時間がかかります。
でも、ここぞと言う時は必ず必要な行動が取れると思っています。今までもそうでした。これからもそうでしょう。
ただし、一般的なやり方や方法とは異なってるので、人からはわかりにくく、理解されないことが多いです。私のやり方は、高次意識との相談で進んでいきます。自分で勝手に進めたものは、自己の全体ではなく、一部の人格の思いつきによることが多いので、多くの場合、魂の目的から外れてしまいます。そのため必ず高次意識と相談しながら進む必要があるのです。
また、自己のあらゆる面が足並みを揃えるまで、あらゆる課題をこなす必要があり、時間がかかるのです。でも、それをしていれば、多くの障害を事前に取り除けます。
また、私のタイミングは、私個人のためだけではなく、高次意識から観てベストタイミングが選ばれているようです。要するに、時代の動きや流れを観て決められているので、勝手に動いても上手くいかないのです。
長い期間かけて育てる
私の魂の目的は「指導者になるための課題」であり「生活者の意識変容」ということですが、これを例えば私の人格の一部が、「ではこれをこういう計画でこうしよう」と決めても、それは大方ダメになります。これは何度も失敗して学びました。
人生の中で必要な出来事を乗り切ることや、高次の課題をこなしていくことで、次第に目的に近づいていくようです。
つまり、誰かの受け売りの知識で何かを教える人になるのではないのでしょう。高次意識から学んだことを人生の中で経験して身につけながら、教えられるものにしていく、そういうことのようです。
これに似ているのが、「理想の母親」になる過程でした。「私がなりたい理想の母親は世界中どこにもいない」と落胆していたので、なかなか母親になる決断ができなかったのですが、長い期間かけて育てようと決めてからは、24年かけて自分自身を「私がなりたい理想の母親」に育てることができました。
長女は私のことを、「母親のようでもあり、指導者のようでもある」と表現していますが、そういう母親になりたかったのだと思います。つまりは、恩師のような母親になりたかったのです。
そしてハイヤーセルフも私も、「霊的指導者」になりたくないと逃げ続けてきましたが、ようやくお互いに、「今から長い期間かけて私たちらしい霊的指導者に育っていこう」と覚悟を決めたところです。
これができていれば、数多くの苦しい転生は免れたはずなので、それは悔やまれますが、それもまた経験・・・と諦めるしかないです。でも数々の転生経験によって、いろいろな人の状況や精神状態が想像しやすく、それもあって「どんな人とも偏見を持たずに付き合うことのできる」人として生きる力ができたのだと思います。
(ちなみに今現在は目的に集中するため関係は縮小されています。変容時期は毎回変動が起こります。)
霊的指導者の道はいくつもの宇宙に果てしなく続いていますので、駆け出しの見習いとして、これからも努力を続け、長い期間をかけて育てていこうと思っています。
日常生活の意識変容
インナーウィッシュの目的は「自己変容」および「日常生活の変容」です。これは私の魂の目的である「生活者の変容」から始まっています。
指導者としての完成目標は90歳ごろですので、それまで高次のサポートを受けながら、精進してまいりたいと思います。
日常生活の変容とは、日常生活の中で時間をかけて穏やかに変容する道です。仕事も生活も人それぞれで、目的もさまざまでしょうが、それぞれの人生が魂の目的に沿って変容していけるよう願っています。
2023年12月15日更新 inner-wish
2023年12月13日公開 inner-wish
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