
過去生の記憶とドラゴンテイル
過去生の記憶がホロスコープ上のドラゴンテイルと一致していた経験から、悪縁と言われる関係であっても「敬意をもって距離を置く」ことで平和的解決も可能であること、全体像が見える時が来ること、相互理解が魂の成長につながることを紹介しています。
過去生を覚えている関係
私は過去生を30回分ほど覚えています。この数十年の間に思い出した記憶です。
父母と妹については鮮明な過去生の記憶があります。父と妹は地球1回目の過去生でも父と妹で、母は地球へ来るよりずいぶん前の惑星で娘でした。この3名については鮮明な過去生の記憶が残っていましたが、弟二人については過去生の記憶がありません。
これらの記憶については私の個人的な問題として何十年も心の中だけにとどめてきました。しかし、妹と過去生の記憶について話し合う機会があり、二人で過去生の問題を解き明かすことになったのです。
妹とは、今回の件で俯瞰した情報を共有し、お互いの相互理解が深まり、それぞれの人生の目的に集中できる結果になったことから、このご縁は「魂の成長と人生の目的実現」に必要な、大切な関係であったことがわかりました。
ドラゴンテイルと天体が合
妹は、自分が幼い頃に思い出した過去生の記憶に半信半疑だったようですが、私と妹が共にした過去生の記憶が同じ時代のものであり、記憶の内容が似通っていたことから、信じる気持ちになったようです。
占星術の鑑定をしていた経験もある妹は、私たちのホロスコープ上でお互いのドラゴンテイル(過去生の課題)に天体が合になっていることを知っていたようです。それでも半信半疑だったそうですが、私たちの過去生の記憶が時代的にも状況的にも合致していたため、ドラゴンテイルと過去生の関係にも確信を持ったとのこと。
つまり、私たちの過去生の記憶は、ホロスコープ上のドラゴンテイルと一致していたのです。ドラゴンテイルの合については惑星との合に関する説明が多いのですが、小惑星との合に関する詳細は、私の過去生の記憶で補うことができました。ですから、私たち姉妹は、過去生の詳細な記憶とホロスコープの情報を合わせて、お互いの関係性を知ることができたのです。
『ある人のドラゴンテイルと、もう一人の天体が合であるとき、それは、ふたりの前世からの約束をより色濃く表しています。ドラゴンテイルに絡むカルマは楽しいものではありませんが、これを克服することで、魂の成長、自己実現などの成果が期待できます。』
【引用】⚫︎シナストリー(ドラゴンヘッド・10天体)【結婚相手の選び方】
注)色々検索した結果、上記サイトの最下部にある『↓クリックすると「○○とノードの合」のページに飛びます』のリンク先にある説明(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルと各天体の合)が、過去生の記憶と現状の課題に最も近く、参考になりました。広告の多いサイトであり、参考文献の記載がないので、各自の責任で参考にしてください。
『シナストリーチャートとは二人のネイタルチャートを重ね合わせたチャートのことです。シナストリーを見ることで二人の相性が分かります。』
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過去生に後悔があるか無いか
父母と妹に関して過去生の記憶とドラゴンテイルを照らし合わせてみると「過去生に後悔があるか無いか」が関係しているとわかりました。
父母については、私のドラゴンテイルと父母の天体が合になっています。妹については、相互のドラゴンテイルが互いの天体と合になっています。これは過去生において、相手に後悔の念を持っている側がドラゴンテイルを相手の天体に合わせているように思います。
ドラゴンテイルは悪縁や因縁の関係と言われることもありますが、私の過去生の記憶から考えると、「後悔」が近いように思います。
例えば、異なる惑星で娘だった母については、私が幼い娘の手をつないで歩いている背後から、娘を銃殺されたというような経験があります。「幼い娘を死なせてしまった」というショックや後悔が、ドラゴンテイルを母の天体に合わせて生まれてきたように思います。
父に関しても、地球最初の転生で、地球の人間の力加減がわからなかった巫女の私は、神官だった父を差し置いて能力を全開にしてしまったという後悔がありました。
妹については、私の方では妹に対して、ショックの大きい記憶は残っていますが、おそらく誤解や感情のもつれだろうという印象で、おそらくお互いに後悔が残ったのだと思います。
これらは「過去生の強い後悔」が、再び転生で縁につながったものと思われます。
後悔を解消する目的
父母についてはドラゴンテイル(過去)だけでなく、ドラゴンヘッド(未来)の両方に双方向の天体と合になっているため、過去の後悔を解消するために、今生ではこれを協力してあげたいという関係です。
ですが、妹とはドラゴンテイル(過去)の合のみです。なのでお互いの後悔を解消した後は、自然に離れて各自の人生に集中する関係のようです。
これまでの関係を振り返ると、後悔が残っているドラゴンテイル側が後悔を解消する目的があるように感じます。けれど、無意識に後悔を伴うアクセスは、ぎこちなく、スムーズではありません。またこれまでは、お互いに安心できる関係ではなく、心から信頼し合える関係でもなかったので、お互いに慎重に接していたように思います。
後悔を解消する目的で生まれていますが、人生のあらゆる経験を通して試行錯誤を繰り返すような困難な関係でした。
さらに妹は、長男(私の弟)との關係に困難を抱えていたのですが、長男のドラゴンテイルに妹の惑星が合になっていることが今回判明しました。
その後調べてみると、私が過去生を覚えている父母と妹との間には私のドラゴンテイルと相手の天体が合になっているけれども、私が過去生を覚えていない弟二人とはドラゴンヘッドの合しかないことがわかりました。
妹が言うには(また調べた結果でも)ドラゴンヘッドの関係は過去生を共に生きた結果、今生では助け合う、あるいは「こういう協力をする」という約束があるようです。実際、ドラゴンヘッドに合の関係では、この人生で天体の性質に合致した協力をしてきています。
『ある人のドラゴンヘッドかドラゴンテイルが、もう一人の天体と合であるとき、そこには二人が生まれる前に交わした、今世で果たすべき約束があるといわれています。』
【引用】⚫︎シナストリー(ドラゴンヘッド・10天体)【結婚相手の選び方】
注)色々検索した結果、上記サイトの最下部にある『↓クリックすると「○○とノードの合」のページに飛びます』のリンク先にある説明(ドラゴンヘッド・ドラゴンテイルと各天体の合)が、過去生の記憶と現状の課題に最も近く、参考になりました。広告の多いサイトであり、参考文献の記載がないので、各自の責任で参考にしてください。
距離を置く時期と平和的解決
妹との関係が非常にわかりやすく、平和的解決につながったので、このブログを書くことにしました。ホロスコープ上で「悪縁」と言われる関係であっても、「敬意をもって距離を置く」ことで平和的解決も可能であることを経験したのです。
妹が幼い頃は仲良く遊んでいました。けれど、私に精神的な余裕のない時期や、妹に余裕がない時期は、何年間も距離を置いていました。そして心に余裕がでたり、実家のイベントがあると少し距離を戻す、そういうことを繰り返していました。
さらに私が妹との過去生を思い出してからは、心の葛藤が生じるたびに自分で浄化する時期が続いていました。妹と関わる時は、できるだけ礼後正しく関わるよう心がけていました。つまり、葛藤が生じている時期は距離を置き、関わりが必要な時は礼儀正しく接する、そういう関係が続いていたのです。
そして決定的に関係が変容したのは、お互いに過去生の記憶をすり合わせて共有してからです。これまでの、ぎこちない関係の理由が理解でき、自分の感情や相手の感情を超えた、俯瞰した視点から二人の関係を眺めることができてからです。
お互いに謝ったり、誤解を解いたり、当時の気持ちを説明することのよって、お互いの心のわだかまりが解けて、平和的解決につながりました。妹は長年の不可解な感情や関係の謎が解けて、スッキリしたようです。
距離を置くことの大切さは、一時的な感情に圧倒されて傷つけ合うことを避け、お互いの経験や理解が深まる期間をもつということにあると思います。距離を置くことが平和的解決につながるのです。
ニュートラルな関係
私たちは相互理解が進み、関係を俯瞰して眺める機会を得て、後悔を手放し、因縁を解消したことによって、ニュートラルな関係になれように思います。
ドラゴンテイルと天体が合の関係では「助け合う」ことで状況が悪化する場合が多いことがわかりましたが、実際に(過去生と同じ事態に陥らないために)「助け合おう」とするたびに状況が悪化していました。そしてお互いに干渉せず、距離をおいている間の方がうまく進んだのです。
ですが過去生を知らない家族や周囲の人からの圧力で、助け合う必要が出てくる場合も多く、その度にお互い大変な思いをしてきました。
けれど過去生の記憶をすり合わせ、ホロスコープの情報を共有して、お互いに関係を俯瞰して見ることできるようになり、相互理解を深めることにより、助け合うのではなく「敬意をもって距離を置く」ことと、「各自の人生や目的に集中すること」が役立つと理解できたのです。
つまり、お互いに過去生から続く後悔やわだかまりを解消するために、アクセスする必要がなくなったのです。これは、過去生からの縁でない人との関係と同じで、必要に応じて関わる、ごく普通の関係になったということだと思います。
私の方でも、何か困難な関係から解放され、気持ちが楽になりました。そして、お互いに今後はそれぞれの人生に集中することが可能になったと感じました。
高次意識とホロスコープ
私が過去生を思い出すようになったのは、高次意識が目覚めるようになってからのことです。つまり、ハイヤーセルフや高次の存在の意識レベルとつながるようになってから、関連するチャクラの記憶が思い出されるようになったのです。
高次意識が目覚めるたびに、関連する過去生が思い出され、それらの記憶を浄化し、調和・統合するプロセスを25年ほど続けてきました。
また実を言うと、ドラゴンテイルの過去生に関連するような相談があるたびに、高次意識から「あなたの担当ではないので、手放すように」と注意されていました。その後、妹と共に家族のホロスコープを確認し、高次意識からの注意は的確だったことがわかりました。
実の父母や妹なので、断るのも難しいため、自分が大変な時期は「距離を置く」ようにしてきました。妹からは「理由を教えて欲しかった」と言われ、当時の自分に精神的余裕がなかったという状況を説明して謝りましたが、最大の理由は過去生の感情に圧倒されていたことなので、双方の共通理解がないとなかなか言えませんでした。
それでも、過去生の激しすぎる感情に圧倒されている時期に、適切な距離を置いたおかげで、25年後の平和的解決に至ることができたように思います。
家族の全体像とホロスコープ
今回は、父の入院〜葬儀〜相続問題から、これまで隠れていた家族の問題が明らかになりました。実家は色々なことを乗り越えてきて、仲の良い時期も多かったのですが、父の死で家族全体に関わる過去生の問題が急激に浮上したようです。
私は自分が覚えている父母・妹との過去生だけしか見えていなかったので、その過去生の全体像がわからなかったのです。過去生の関係をホロスコープから読み解くと、当時の事件の全体像が浮かび上がってきました。
おかげで、家族の過去生に関するホロスコープ上の相互関係を知ることができました。私が覚えていたのは父母と妹の関係だけでしたが、今回の問題で、家族全体の過去生も明らかになりました。おそらく過去生で家族が同じような状況に陥り、当時は悲惨な結果につながったのだと思います。
ドラゴンヘッドの合を交換している弟は、今生で私に当時の事件の真相や、同じ過ちが繰り返されないための注意点を伝えたかったようです。というのも、私は事件の一部だけをみて妹との関係改善だけを図ろうと努力していたのですが、どうやらそれは見当違いであることがわかってきました。
ドラゴンヘッドの関係で、距離を置いた方がいい最大の理由は、過去生の感情に圧倒されて、現在の状況が理性的に見えなくなったり、当時の関係性から思い込みで相手を見てしまい、状況が悪化するということです。
今生では、過去生の事件に関わりがないと思われる末の弟が、全体の調和のために働く立ち位置で役割を果たしていました。
私は地球1回目の転生で目的遂行に失敗して死んでしまったので、その後、自分の力を発揮することを恐れるようになったのです。しかし今回、過去生の全体像が見えてきたおかげで、当時はもっと大きな枠組みで起こった事件に巻き込まれただけであることが理解できました。おかげで「目的実現のために力を発揮すると殺される」というような、私の間違ったプログラムが訂正されたのです。
このような一連の経験から、悪縁と言われる関係であっても、適切な距離を置いていれば、いつの日か相互理解が進み、平和的解決ができる可能性もあること、全体的な相関関係を俯瞰することで状況を理性的に把握できること、さらには魂の成長や目的実現に役立つことを経験的に学ぶことができました。
これが「全体像を見る」ことの大切さだと思います。
これまでも自分の魂の旅については「全体像を見る」ことで助けられてきましたが、今回の経験で、集団の相互関係についても全体像を俯瞰してみることが役立つことを経験しました。
また、魂の旅の目的や全体像が見えた後で、地球1回目の転生のトラウマが解決されたことにも、何か意味があるように思いました。まだ更なる大きな枠組みで全体像が見える日も来るでしょう。さらに大きな全体像の中で目的がより明確に見えるようになると思います。
人生の流れと時期
人生の流れの中で、例えば実家を出て一人暮らしをするとか、単身赴任になるとか、引っ越しや転勤をするということがあります。今から振り返って見ると、そのような時期は、ドラゴンテイルの相手と自然に「距離を置く」時期に重なっているように思います。
そのような自然な流れに逆らって、「こうあるべき」とか「こうしてほしい」と「距離を置く」流れに逆らうと、困難やトラブルに見舞われることが増えるように思います。
私自身、就職時期に実家を離れたことで物理的に距離を置くことになったので、大きなトラブルにはなりませんでした。しかし、実家のイベントで集まると葛藤が高まっていました。各自の過去生の関係を知らない人は不審に思いますし、自分たちの気持ちの中でも「親子なのだから」とか「兄弟姉妹なのだから」とか「こうあるべきでは?」という迷いもあり、難しいことが多かったです。
また、私は自分と父母や妹との過去生しか覚えていなかったため、弟が父母や妹との過去生で苦しんでいたことは知りませんでした。ですから私が関わらない分、責任感が強い弟が苦労していたことを後から知って猛反省しました。また、妹に対しても「姉として助けてあげなければ」と思って関わることで、過去生の性質を表面化させていたことを知り、こちらも申し訳ない気持ちになり謝りました。
私がかつて相談に乗っていた夫婦が、困難続きの末に離婚した後、何十年か後に復縁したと聞きました。そういうのも、もしかするとドラゴンテイルの相手と必要な時期に距離を置いた結果、平和的解決につながったのかもしれません。
私は「困っている人を助ける」ことが幼い頃から性格の一部になっているため、夫や娘から「片っ端から助けようとしている」と釘を刺されることが多かった人間です。また高次意識からも、「これはあなたの仕事ではない」「この人はあなたの担当ではない」と何度も注意されてきました。
ですが、今回の「過去生とドラゴンテイル」の気づきから「助け合うと悪化する」関係があることを深く理解することができました。今後は、助けが必要に思える相手や、助けてほしいと頼まれる相手であっても、しっかり識別して、必要に応じて「敬意をもって距離を置く」ことを意識したいと思っています。
実は、私の今の家族(夫・娘2人)とも、それぞれドラゴンテイルとドラゴンヘッドが合になっている過去生から縁のある関係です。これも私がドラゴンテイル側にいる関係のみ、過去生の記憶が残っています。やはり「過去生の後悔」が原因だと思われます。
夫とのドラゴンテイルに関連する過去生の課題は、過去に解消したため、現在はドラゴンヘッドのみの関係になっています。これまで遠距離恋愛や単身赴任など「距離を置く」期間が繰り返されのも、ドラゴンテイルの葛藤が高まる時期だったからかもしれません。
娘二人もそれぞれドラゴンテイルの課題が浮上する時期に、就職して自宅を離れたり、一人暮らしをすることになったりと、自然に「距離を置く」流れになり、結果的にドラゴンヘッドの関係のみが残っています。
ですから、人生の流れや時期に自然に従うことで、その期間の経験や相互理解によってドラゴンテイルの課題が解消され、ドラゴンヘッドの関係やニュートラルな関係に落ち着くのではないかと思いました。
悪縁の扱い方まとめ
◆悪縁に気づいたら敬意をもって距離を置く
◆悪縁の相手と関わる時は礼儀正しく
◆「思い・言葉・行い」で悪い種を蒔かない
◆過去生を思い出したら感情が鎮まるのを待つ
◆距離を置いている間に経験や理解が深まる
◆高次意識のサポートを受ける
◆ドラゴンテイル・ドラゴンヘッドを確認
◆悪縁は全体像の一部でしかない可能性がある
◆全体像が見えるまでは判断の確定を保留する
◆平和的解決や全体像を見る可能性もある
◆相互理解が魂の成長につながる関係である
◆悪縁から学んだことは魂の目的実現にも役立つ
◆人生の流れや時期に自然に従うと落ち着く
2025年3月1日更新 inner-wish
2025年2月28日公開 inner-wish
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