WEB版の花屋まるよし取材記事です。
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気軽でちょっとお洒落なお花屋さん。
花屋まるよし
吉牟田稔彦(よしむたとしひこ)さん
吉牟田明子(よしむためいこ) さん
「花屋まるよし」という名前は、和風の屋号の方が合っていると、名字「吉牟田」の吉を取って「まるよし」に決めたそうです。ロゴの「○吉」はご主人のお母様に依頼し毛筆で書いていただき、「花屋」はご主人のお母様の書道の先生が、何の気なしにさらりと書かれた書体がとても素敵だったので、合体して使わせていただいたということで、お二人の思いが表れています。
小さな子供から高齢者まで、色々なお客様が気軽に立ち寄れる「良品質+お手頃価格」のちょっとお洒落なお花屋さんです。
「気軽だけど、ちょっとお洒落な」花屋に必要な力は「花屋の道」と「花の道」の出会いから生まれました。
「花柄摘みをしている時が一番好き。リラックス状態」という奥様はお花屋さんで働いていた頃、花柄を摘みながら「これで暮らしていけたらなあ」と思ったそうです。そんな奥様はちょっとお洒落なお店を維持するため毎日熱心にお花の手入れ。それを見てご主人は「花柄を摘み過ぎる」と慌てます。「花柄を摘んだら沢山咲く」と奥様は全部摘んでしまう。「今この状態でいくらで売りたい」というご主人と喧嘩になるそう。
奥様は「花の道」、ご主人は「花屋の道」に生まれてきたというご主人。「一緒に居ても違う目で見ているから上手くやって行けるのかもしれない」というお二人は、ご主人が12年間修行したお花屋さんで出会いました。手広く商売している繁盛店で、冠婚葬祭、生け込み、アレンジなどの注文数が桁違いに多く、全てを覚えることができたそう。ご主人の「花屋の道」は長年修行したこのお店にたどり着く前にも色々あったようです。
きっかけはテレビドラマで見た花屋さんでした。「花屋になろう!」と決心し、アルバイトの面接を受けたが2件不採用。卒業後は別の仕事に就いたものの花屋の夢は諦めきれず再挑戦。
念願の花屋に就職が決まった時、一番最初に伝えたかったのはご主人の祖母だそうです。お花とお茶の先生で庭に野草やめずらしい樹木を集め、わからない花は植物園に見に行き、植物図鑑にはメモがびっしり。「雑草という花はない」と言う花に詳しい人でした。親戚は優秀な人が多い中、異端児だったご主人をありのまま受け入れてくれた、そんな祖母を喜ばせたいという思いが「花屋の道」の出発点だったのかもしれません。
以来「花屋の道」のご主人は、「品質の良い花を仕入れて加工し、お手頃な価格で売る、それが花屋」と言い切ります。
そんな商売上手のご主人と、花好き・手入れ好きな奥様の力で「気軽だけど、ちょっとお洒落な」お花屋さんとして、地域の子供から高齢者まで色々なお客様に広く愛されています。開店
5年目の現在は、開業・開店祝いや、入学・卒業・入社・冠婚葬祭など式典のお花にも力を入れているそうです。将来はネット販売も手がける「気軽だけど、ちょっとお洒落な」お花屋さんを目指しています。
★2014年9月1日NEW
花屋まるよしHPにリンクするネットショップを作成しました。クレジットカード決済やコンビニ決済も可能になりました!遠方からでもお花を送れます♪また、職場から昼休みにご購入ください。
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◆花屋まるよし
吉牟田稔彦(よしむたとしひこ)さん
吉牟田明子(よしむためいこ)さん
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●花屋まるよし
住所:埼玉県朝霞市仲町1-11-48 朝霞駅東口徒歩2分
電話:048-467-8788
FAX:048-467-8788
営業時間:9:00~19:30
定休日:毎週木曜日
駐車場:なし(コインパーキング有り。2100円以上購入で100円負担)
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