以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。
癒しの光―自己ヒーリングへの旅〈下〉
【参考】
『癒しの光』(下)
バーバラ・アン・ブレナン著
河出書房新書
画像については、書籍の内容を参考に作成したものです。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。
むしろ、真の自分であること、自己を裏切らないこと、約束を守ることなどに責任を持たせ続ける。約束をかえる必要があっても、責任を逃れるような形で変更することは許さない。つまり一度結んだ約束があとから自分にとって不健全なものになった場合、変更することはできるが、責任あるやり方で対応するよう求められる。
むしろカルマに取り組む道具を与え、楽しみながらその浄化を行なう方法を教えてくれる。カルマの秤が均衡を正すのを止めることはできない。ただしこれはカルマによって罰せられるという意味ではない。過去生で学びそこなったレッスンが今の人生にネガティブな影響を与えていること、したがってそれをこの人生で学ぶべきであることを意味する。通常このレッスンは人生の場面場面で、その個人がイメージ的結論や偽りの概念からどれだけ解放されているかに応じて与えられる。
自己の人生の使命あるいはヒーラーとしての役割をみつけ、それに沿って自己を成長させるために必要なものである。
人生をスピリチュアルなものにして自己の人生の使命をみつけるには、ガイダンスを受け取ったら、代償がそれほど大きなものに思われようと進んで従い、真実に従って生きる必要がある。
ガイダンスは受け取る人間にとっていっそう難しいものになってゆき、代償は一見いっそう高いものになっていく。
ガイダンスに従うには強い信頼を持つ必要があり、ガイダンスに従うことでさらに信頼が厚くなる。人の心の中には、足を踏み入れるのがためらわれるが、しかし真の自己に形をとらせるためには踏み込まなければならない領域がある。ガイダンスは人をその領域へと導くよう設計されており、最も深い恐れを通して最も深い信頼へと導く。
信頼とは、HEF(ヒューマンエネルギーフィールド)を整え、バランスのとれた状態にし、チャージして、ヒーリングの状態にもってゆくような生き方を意味する。自己の内なる小さな自我を大きな自我、内なる神に結びつける。自己をありとあらゆるものへ、宇宙へとホログラフィー的に結びつける過程である。
ハイヤーセルフ(高い自己)から切り離された自我が系統だったガイダンスにわりこむことはほとんどない。というのは、ガイダンスがやるようにと指示することの理由を理解できないからだ。
切り離された自我の意志を手放してガイダンスを通して与えられる神聖な意志に従い、それに身を任せてゆけば、他者からいっそう信用されるようになる。
ガイダンスは自然にそして系統的に、自己の人生の使命を果たすのに必要な肉体および精神の耐久力を育てる。
このような耐久力が強まるほど、よりいっそう愛と力が得られ、支えてもらうことができる。人生の使命はより広範囲に、より効果的に発展してゆく。与えられた問題を解決してゆくと、いっそう重い責任の伴う難しい問題に導かれる。
ガイダンスに従うことで、ヒーリングをもたらす生命エネルギーを受け取るヒーリングの器が造られる。生まれる際に選んだ神聖な使命を果たすのに必要な器である。ガイダンスは不随意の創造活力をこの安全な器の中に解放する。ガイダンスに身をまかせ、自我をより大きく神聖なスピリット、内なる神にまかせることによってのみ、不随意の生命力は器の中に解放される。この生命力は自己のエネルギーの流れが遮られない時に自然に生じるものを全て含み、時にポジティブであり時にネガティブである。ガイダンスは系統だててネガティブさを浄化し、よりいっそうのポジティブな生命力が解放されるようにして、このパワフルな生命力の流れを器の中に、その器の処理能力に正確に比例して解放する。従って器は安全である。
不随意の神聖な創造活力に伴う生命力のパワフルな流れを、自我によってコントロールすることはできない。つまり自己の内のポジティブなものは自然に流れ、知恵、愛、他者への心配りは自然に溢れ出す。自我の命令によって流れるのではない。自我にできるのは、生命の力が流れるのを止めることもしくはその流れから身をよけることだけである。
ガイダンスは個人の手をとりともに歩いて、現実の人間としての弱さと傷つきやすさを受け入れる状態へと導く。この弱さと傷つきやすさは小さな自我からくる。ガイダンスに従いだすと即座に、自分はこの人生をこの手に握っていないという事実、自我は人生を支配していないという事実、またガイダンスも自我が人生を支配する手伝いはしないという事実に直面する。単純に不可能なのだ。
私にとっては、これが「自我を手放す」ということの意味である。なんのために手放すのだろうか。自己の内のより深いところにある力を受け入れるためだ。ガイダンスに従うことは、自分を守ろうとして守ることのできないアウターエゴを系統だてて手放すことである。ガイダンスは人をその人本来の力にふたたび結びつけ、人は神の子になる。この過程において人は別の力をみつける。内なる神の力だ。自己は神の道具となる。自らの内に神のすべての力、知恵、愛をみつけることができるようになる。
ガイダンスに従わないからといって罰を受けることはない。またいくらでも時間をかけてよい。時間は幻にすぎないのであるから。ガイダンスを受け取って、三箇月だろうと二年だろうと従わずにいても構わない。しかし人のスピリチュアルな力は、ガイダンスに従うことのできる能力に正確に応じて身についてゆく。というのはガイダンスに従うことで、自然に自己の内のより大きな神聖さに身をまかせることができるようになるからだ。このスピリチュアルな力は自己の使命を全うするのに役立つ。
ガイダンスに従うことで、神聖なスピリットが自己のコアエッセンスに加わり力を与えてくれる。この力は自我に蓄積されるのではなく、自己のコアエッセンスあるいは「内なる神聖な火花」を普遍的な神と結びつける働きをする。
ガイダンスは人生の焦点を外部の価値観から内面の神聖な真実へと移して、自由と独立をもたらす。
ガイダンスを含め、人生で最も価値あるものはみな無料である。
以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。
癒しの光―自己ヒーリングへの旅〈下〉
【参考】
『癒しの光』(下)
バーバラ・アン・ブレナン著
河出書房新書
画像については、書籍の内容を参考に作成したものです。
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