小さな意識の変化は、日常生活の中で四六時中起こっています。日常生活の中でそれらの変化に気付くことにより、意識的に穏やかに変容プロセスを経験できるようになります。
日常生活の中で、ものの見方や意識が大きく変化するような経験したことがある人は多いと思います。人生を通して成長していく中で、人は何度か意識の変容を経験します。そのような変容プロセスが意識的か無意識か、あるいは穏やかか急激かによって、大きな違いがあります。
意識的に穏やかに変化が進んでいる場合、その変容プロセスにも意識的であることが多く、落ち着いて、穏やかな状態で過ごすことができます。
また、無意識の変化であっても、日常生活の自然な流れの中で、穏やかに進んでいく場合は、特に変容プロセスを意識しなくても比較的スムーズに過ごせる場合が多いでしょう。
しかし、意識的であっても急激な変化の場合や、無意識に大きな意識の変化が起こった場合、危機感・焦燥感・不安や恐れなどで、日常生活にも支障が出るケースがあります。
そのような場合、意識が急激に変化するために状況が見えず、これまでの意識にも戻れずで、迷子になったような気持ちになり、我を失ってしまう場合があるのです。
実際には、中心となる意識のポイントが移動していたり、より大きな視野を持つ意識に目覚めているのですが、何が起こっているのかわからないために、混乱してしまいます。
それまでの日常的な意識の自分が、「これまで同様に生きていけない」というような危機感を感じたり、「死んでしまうのではないか」「自分は死ぬべきではないか」と死に近づくような気持ちになることもあります。しかしそれは、日常的な自己意識が、より大きな枠組みの自己意識に移動している状態なのです。
そのような時に、「今は変容中なのだ」「変化の途中なのだ」と気づくことで落ち着くことができます。人生の中でこのような変容の時期は何度か訪れますので、「以前と同じように変化の時期がきたのだ」と気づけば、安心して変容プロセスに身を任せることができます。
変化のプロセスは慣れてくると自然に落ち着くことがわかってきます。これまでの日常的な自己意識もいずれ、より大きな枠組みの自己意識の中で、調和することができます。ですから、できるだけ早めに変容プロセスに気付き、落ち着くよう心がけましょう。
変容プロセスが穏やか急激かはそれぞれ違いがあると思いますが、いずれの場合も、より大きな枠組みの自己意識に自然に慣れていきます。そして次の変容のタイミングまでは、新しい自己意識が日常的な自己意識になるのです。
小さな意識の変化は、日常生活の中で四六時中起こっています。その変化にも気づくよう心がけていると、単なる気分の浮き沈みではないことが理解できるようになります。そして、日常生活の中でそれらの変化に気付くことにより、意識的に穏やかに変容プロセスを経験できるようになります。
さらに、変容前の自分や変容後の自分だけでなく、変容中の自分を受け入れ愛することが役立ちます。「中途半端な状態」は、イモムシから蝶に変わる前の「サナギ」のように、大切な期間です。そのような変容中の状態も大切にできると落ち着きます。
日常生活の中で、変容プロセスに気づきながら、穏やかに意識的に変化していけますように。
2020年10月18日 inner-wish
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