心の門までを美しくしていく、それが意識の扉を開き続ける方法です。
心の門の前までに、いくつもの扉があり、いろいろな荷物が山積みで、心の門になかなか辿り着けません。
扉を開いて進んでいくと、次の扉の前にもまた荷物。心の荷物とは、過去の記憶や感情や思考の手放せないものたちです。
扉とは、意識レベルの境目です。
ある意識レベルにたどり着くと、その意識に関連する記憶や、感情や思考が荷物のように行く手を阻んでいます。
次の扉を開くためには、 山積みの荷物を片付ける必要があるのです。
高次の意識というのは、上空にあるようで、ハートの扉の先にもあるものです。
それは自分の中心から観て外側にある意識です。
ハートの奥に進んでいくと、自分の外側の世界につながっていくのです。
意識レベルの扉を開き荷物を手放すと、
新しい意識レベルの視界が広がり、
今まで感じられなかった物事が感じられたり、理解できたりするようになります。
今までよりも上空あるいは外側から、物事をみることができるようになります。
荷物が片付いた分、視界が広がるのです。
本来広がっている視界や、満ちている愛や光やエネルギーを実感できるようになります。
心の門までの扉を開くたびに、愛や光やエネルギーが流れるようになります。
愛や光やエネルギーを強く感じる人に近づくとそれらを感じ取れますが、それは一時的なことです。
各自の心の門に向かって、扉を開き続ける。
そうすることで自分自身の内側から、愛や光やエネルギーが常時流れるようになります。
大切なことは、
心の扉を開き荷物を手放すために、自分の心にも意識を向けることです。
自分の心を見ないで外側ばかり見ていると、
うまく進んでいるように見えますが、心の荷物は増える一方です。
自分の心の荷物を他の人に投影し続けることにもなります。
心の荷物の整理をしないまま人生を進めていくと、人生のどこかで荷物が溢れ出すこともあります。
ですから、毎日の生活の中で、少しずつでも自分の心の整理を進めた方がよいのです。
日常生活の中で、心の扉や荷物に気づき、
心の門までを美しくしていきましょう。
荷物は一時的なものです。
過去の記憶も感情も思考も、
次の扉が開かれると、異なる光に照らされて、浄化されてしまうことも多いのです。
日常生活の中で意識レベルは変化します。
扉を開いたり閉じたり、行ったり戻ったり。
そういうことを繰り返しながら、心を浄化していきます。
日常生活の中で、無理することなく、
少しずつ荷物を手放しながら、新しい扉を開いていくことで、
少しずつ心の世界も美しい、青空が広がっていくことでしょう。
2023年10月5日更新NEW!
心の門まで美しくというのは、頭ばかりで考えるのではなく、
心にあたたかい光がさすのを感じながら生きるということです。
心にあたたかい光が差し込むまで、ハートの聖心に意識を向けるようにする。
その途中で痛みを感じたり、嫌な何かに気づいたら、
ハートの光で照らして手放していきましょう。
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2023年10月4日 inner-wish