「理想の体調に近づける」ために日常生活の中で役立つステップを説明しています。
インナーウィッシュの情報は「病気でない場合」を前提としています。体調不良等はまず病院の情報を調べ、診察を検討してください。インナーウィッシュは健康な方向けの自己変容・日常生活の変容を目的としたサービスです。その土台となる健康維持を目的として情報を提供しています。
人それぞれに「理想の体調」があると思います。「理想の体型」ではなく「理想の体調」です。
「こういう状態だと調子いい」
「こういう感じの時は気持ちいい」
「身軽に動けて健康的な状態」
「元気そうだねと言われる状態」
思い浮かべてみると、「あの頃のあの感じ」という状態があるのではないでしょうか。
もし過去に一度も「理想の体調」を味わったことがないという場合でも、
「理想の体調はきっとこういう感じだろう」と思い描くことができると思います。
「理想の体調に近づける」ためには下記の5ステップが役立ちます。
1)完成したイメージから始める
2)理想と現実の違いを確認する
3)最も大きな違いから解決する
4)食事・運動・睡眠を見直す
5)生活習慣チェックリストを作る
「理想の体調に近づける」ためには「完成したイメージから始める」と役立ちます。
まずは心の中で、「理想の体調」を思い描き、感じてみるのです。
できるだけ具体的に体の感じを思い浮かべてみます。
例えば、健康的、元気、身軽、丈夫、パワフル、リラックス、流れがいい、痛みがない等。
さらに「理想の体調」で1日を過ごしている自分を実感してみます。
何をして過ごしているでしょうか?思い浮かべるのは自由なので、好きに思い浮かべてみます。
次に「理想の体調」と「現実の体調」を比較した時に何が違うか確認します。
「理想の体調」と「現実の体調」を交互に思い浮かべて異なる点を感じてみるのです。
例えば、不健康、疲れている、重い、もろい、パワー不足、緊張している、流れが悪い、痛みがある等。
注)「病気や怪我など通院が必要ではない場合」の体調に関する内容です。
理想の体調に近づける方法として役立つのは、一番大きな違いから解決することです。
理想と現実に色々と違いがあるとしても、まずは最も大きな違いに注目してみるのです。
一番大きな原因から始めると、大きな変化を実感することができ、他の不調にも対応する気力が出てきます。
例えば「元気」と「疲れている」が一番大きな違いの場合、
「疲れ」を取り除き、「元気」が増す方法を考えることが最優先になります。
最も大きな違いを解決するために、まずは「食事・運動・睡眠」を見直すことから始めます。
他にも解決策はありますが、「食事・運動・睡眠」を変更することが、一番大きな変化として現れやすいです。
食事には、
メニュー・栄養バランス・量・カロリー・材料・調理法・時間・回数・環境など色々な変更点があります。
運動には、
日常的の活動・筋トレ・有酸素運動・ストレッチ・種類・強度・時間・回数・環境など色々な変更点があります。
睡眠には、
睡眠時間・昼寝の有無・日中/夕方/寝る前の過ごし方・就寝/起床時間・環境など色々な変更点があります。
何をどう変更するかは、見直したい内容によって異なります。例えば「疲れ 食事 運動 睡眠」等で検索すると、「食事・運動・睡眠」に関する最新の改善策が見つかると思います。
「食事・運動・睡眠」のそれぞれについて、変更点をリストアップします。さらに、変更点を踏まえたメニューを考えます。
例えば、朝食メニュー、筋トレメニュー、就寝前メニューなど。
「食事・運動・睡眠」を見直したら、生活習慣チェックリストを作ります。
例えば、以下のように、時間と習慣を組み合わせてチェックリストにします。
□5:00 起床〜瞑想・筋トレ・ストレッチ
□6:00 朝食準備(タンパク質3種メニュー)
:
□20:00 入浴
□22:00 ストレッチ・就寝
毎日小さな習慣を積み重ねていくと、簡単に変化できます。目標の数値も役立つかもしれませんが、目標到達までモチベーションが続かない場合があります。小さな習慣でチェックしていくと、知らず知らず目標や理想に近づいています。
チェックをつける時間を決めておけば、「数日間筋トレしていないな」と気づいて再開も可能です。毎日継続したいことをチェックリストにしておくと、たとえサボった日があったとしても、再開・継続しやすくなります。
変化のタイミングや、定期的に習慣チェックリストを見直すと役立ちます。
ここ数年で多く耳にした生活の変化は、
・在宅ワークで通勤がなくなった
・コロナ自粛中で外出できなかった
・家族の在宅で生活が変わった
・生活の変化で昼間眠くなった
・自粛明けで急激に忙しくなった
などように、コロナ関連で生活か変化したという内容です。
生活スタイルが変わると体調は大きく変化します。
・通勤しなくなった→筋力低下→疲れ
・外出しなくなった→筋力低下→疲れ
・家族の在宅で生活が変わった→体重増加→重い
・生活の変化で昼間眠くなった→睡眠不足→疲れ
・自粛明けで急激に忙しくなった→筋力低下と栄養不足→激痩せ・疲れ
生活の変化による体調の変化に気づき、生活の変化に応じて食事・運動・睡眠を見直すことが大切です。
年齢による変化で大きなものは、更年期時期の変化です。
更年期にはホルモンバランスが変化しますので、体調も変化します。この時期は、子供の自立・巣立ちや、昇進で仕事の責任が増すなど状況も大きく変化することが多く、不安になることも多い時期です。
けれど、ホルモンバランスの変化・疲労の蓄積・筋肉量の低下による場合が多く、
「食事・運動・睡眠」を見直すことで心身を大きく立て直すことができます。
年齢の変化による体調の変化に気づき、年齢の変化に応じて食事・運動・睡眠を見直すことが大切です。
2022年12月22日公開 inner-wish